ユヴェントス、カルルの獲得でミランと基本合意か…キエーザ移籍に発展する可能性も?

AI要約

ユヴェントスとミランが、24歳のフランス人DFピエール・カルルの獲得で合意に至った模様。移籍条件や交渉の経緯、その他の動きに注目が集まっている。

ユヴェントスは350万ユーロの期限付き移籍で基本合意。買い取りオプションや再売却条項などが付帯し、話し合いは最終段階に入っていると報じられている。

カルル獲得後に、他の選手も取引の対象になる可能性があるとの報道も。ミランとの交渉で次なる展開にも注目が集まる。

ユヴェントス、カルルの獲得でミランと基本合意か…キエーザ移籍に発展する可能性も?

ユヴェントスは、24歳のフランス人DFピエール・カルルの獲得へ向けてミランとクラブ間合意に至ったようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が12日に伝えている。

チアゴ・モッタ監督率いる新生ユヴェントスは今夏、ニースに所属していたジャン=クレール・トディボの獲得を目指していたことが伝えられていた。しかし長い交渉の末に移籍話は破談となり、トディボはウェストハムへと移籍。そして新たなDFのターゲットとして、2020年からミランに所属するカルルをリストアップしたようだ。

『スカイスポーツ』によると、ユヴェントスはすでにミランとの間で350万ユーロ(約5.6億円)の期限付き移籍で基本合意に至った模様。移籍の条件には、1400万ユーロ(約23億円)+ボーナス300万ユーロ(約4.8億円)での買い取りオプションが付帯されるほか、ミラン側が10%の再売却条項を得ることが伝えられている。

同メディアは、現在ユヴェントスはカルル本人や代理人との話し合いを行い、合意に向けて取り組んでいると報じている。一方でイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ユーヴェのメルカート担当者は、わずか数時間のうちに選手およびミランのジョルジョ・フルラーニCEOと基本合意に至った」と報道。「残すは最後の詰めとなっており、取引は成立するように見える」との見解を示している。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』はさらに、「ミラノとトリノのホットラインにおける唯一の取引になるとは限らない。カルルの後は、フェデリコ・キエーザを始めとして、他の対話も始まるかもしれない」と指摘。モッタ指揮下で構想外となり、「数日前にミランへ提案された」とされるキエーザを巡る交渉など、さらなる発展の可能性に注目した。