【武豊日記】大変光栄なビッグオファー

AI要約

アルリファーという欧州のトップホースを共同所有する権利者となり、凱旋門賞に騎乗することが決まった。

アルリファーがベルリン大賞を圧勝し、凱旋門賞のオッズが上昇していることで期待が高まっている。

今週は札幌記念でダービー馬シャフリヤールの騎乗依頼を受け、楽しみにしている。

【武豊日記】大変光栄なビッグオファー

 先日のセレクトセールのとき、ドウデュースの松島正昭代表と、クールモアの関係者のセッションがありました。そのときは、「もしそうなったら乗ってくれるか?」という軽い打診でしたが、ここへ来てその話が本格化しました。

 アルリファーAl Riffa(牡4歳、愛国、ジョセフ・オブライエン厩舎、父ウートンバセットWoottonBassett)という欧州の現役トップホースを、松島さんが代表をつとめているキーファーズが共同所有の権利者となったことで、ボクが今年の凱旋門賞に騎乗できることになったのです。大変光栄なビッグオファーです。

 そのタイミングで、アルリファーがベルリン大賞(8月11日、独ホッペガルテン競馬場、芝2400m、G1)を圧勝したニュースが伝わってきたことにも興奮しました。ブックメーカー各社の凱旋門賞の単勝オッズも17倍程度まで上がってきたそうですし、ボクの夢も膨らみます。

 今週は夏の北海道開催のメーン、札幌記念です。ここでも、ダービー馬シャフリヤールの騎乗依頼が思いがけず舞い込み、楽しみにしています。