高校野球の”スター”に…夏の甲子園で覚醒した現役戦士(5)ドラ1勝ち取った”巨人戦士”

AI要約

オコエ瑠偉は、関東第一で活躍し、2015年夏の甲子園で躍動した選手である。

甲子園大会では、打撃だけでなく守備でも活躍し、チームを牽引した。

オコエは東北楽天ゴールデンイーグルスから読売ジャイアンツに移籍し、レギュラー定着に向けて頑張っている。

高校野球の”スター”に…夏の甲子園で覚醒した現役戦士(5)ドラ1勝ち取った”巨人戦士”

 第106回全国高等学校野球選手権大会が8月7日から阪神甲子園球場で開催。深紅の大優勝旗をかけて、熱戦が繰り広げられている。例年プロ注目の逸材が実力を示す一方で、圧倒的な活躍を見せ、一躍ドラフト候補に名乗りを上げる選手もいる。今回は、夏の甲子園で覚醒した現役プロ野球選手を紹介したい。

投打:右投右打

身長/体重:185cm/90kg

生年月日:1997年7月21日

経歴:関東第一

ドラフト:2015年ドラフト1位

 現在、読売ジャイアンツでプレーするオコエ瑠偉は、2015年夏の甲子園で攻守に渡り躍動した。

 関東一(東東京)では、2年春からベンチ入り。3年夏には東東京大会を勝ち抜き、甲子園出場を果たした。

 初戦の高岡商(富山)との試合では、3安打4打点の大活躍。3回戦の中京大中京(愛知)戦では、快速を活かして中堅守備でファインプレー。チームはサヨナラ勝ちをおさめた。

 最も印象的な活躍を見せたのは、興南(沖縄)との対決となった準々決勝。オコエは同点で迎えた9回のチャンスで打席に立ち、レフトスタンドに飛び込む値千金の2ラン本塁打を記録。ベスト4進出の立役者となった。

 準決勝で東海大相模(神奈川)に敗れたが、オコエは同大会で打率.333(18打数6安打)、1本塁打、6打点をマークした。

 その後、ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。昨季からは現役ドラフトで巨人に活躍の場を移し、レギュラー定着に向けて奮闘している。