詰まり発生で後続組にパスをお願いしたら“やんわり拒否”! 詰まっていても気にしないプレースタイルの理由とは?

AI要約

ゴルフ場でのセルフプレーについてのエピソード。1人ラウンドを楽しむゴルファーの増加や進行をスムーズにするためのパスの提案があった。

スタッフからの助言を受けて後ろの組をパスするタイミングを探していたが、最終的にそのままプレーを続けることに。

詰まり発生で後続組にパスをお願いしたら“やんわり拒否”! 詰まっていても気にしないプレースタイルの理由とは?

 先日ラウンドしたゴルフ場は9ホールのみのカジュアルなコースで、手引きカートを利用したセルフプレーとキャディーバッグだけを積み込むリモコン式電磁誘導カートを利用したセルフプレーを選択できるシステムになっていました。

 筆者たちの組は電磁誘導カートを利用した4バッグのセルフプレーで、9ホール×2回=18ホールというプランだったのですが、スタート係のスタッフの話によると1バッグでも2バッグでも組み合わせなしで回れるプランを販売しているため、1~2バッグの来場者がけっこう多いということでした。実際、そのようなゴルファーを何組も見かけました。

 1バッグというのは1人きりでコースを回るということです。そんなの寂しいのではないかと思う人もいるでしょうが、近年は1バッグ確約プランのニーズが高まっており、1人きりのラウンドを楽しみにしているゴルファーが増えています。

 さて、その日のラウンドで後半ハーフをスタートする際、スタート係のスタッフからこんな言葉をかけられました。

「1組前に電磁誘導カートの2バッグがいます。1組後ろに手引きカートの1バッグがいます。前が空いて後ろが詰まり、後ろが気になるようでしたら、どこかのタイミングでパスさせてください」

 前が2バッグで後ろが1バッグなら、確かに前が空いて後ろが詰まる可能性が高いです。後ろは手引きカートですから、いつでも好きなタイミングで追い抜いてもらうことができますし、そのほうが全体的な進行がスムーズになります。

 1バッグをパスさせるタイミングを見計らっていたところ、4ホール目のパー3のグリーン上でパッティングをしているときにティーイングエリアでかなり長い時間待っていました。そこで、このタイミングで追い抜いてもらおうとティーイングエリアに向かって合図を送ったのですが、ティーショットをなかなか打ちません。むしろ筆者たちが早く次のホールのティーイングエリアに行くのを待っている様子です。

「自分は4バッグの後ろでのんびりプレーしたいから先に行っていいですよ」というメッセージだと判断し、次のホールに向かいました。すると筆者たちがティーショットを打ち始めたころにようやく後ろの組もティーショットを打ちました。結局、その順番のまま最終ホールまでプレーを続けました。