まさかの人気低迷? J2観客数アップ率ランキング11位。観客数はダントツ! J2ではずば抜けた人気を誇るのは?

AI要約

清水エスパルスはJ2リーグで観客動員数が最も多く、昨年比103.18%の上昇率を誇る11位に位置する。

清水のホーム観客数が安定して高いことは、クラブの根強い人気と支持を示しており、4試合で1万7000人以上の観客を集めている。

清水はJ2リーグで首位を維持し、将来的にはJ1昇格を目指している。国立競技場での横浜FC戦など、更なる観客動員数の向上も期待されている。

まさかの人気低迷? J2観客数アップ率ランキング11位。観客数はダントツ! J2ではずば抜けた人気を誇るのは?

 明治安田J2リーグは後半戦に突入し、横浜FCが首位に立っている。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ2リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第25節終了時点)

11位:清水エスパルス

本拠地:IAIスタジアム日本平

収容可能人数:1万9594人

2023シーズン1試合平均:1万4393人

2024シーズン1試合平均:1万4850人

前年比:103.18%

 J2リーグの入場者数アップ率ランキング11位は、清水エスパルスだ。2023シーズンの1試合平均観客数は1万4393人で、今シーズンは1万4850人となっており、前年比103.18%となっている。

 上昇率が11位とほぼ横ばいの清水だが、1試合平均観客数はJ2最多だ。2位のベガルタ仙台の1試合平均観客数は1万2912人で、清水がダントツの集客力を誇っている。Jリーグ初年度に参加したオリジナル10の一角として根強い人気があることは間違いない。

 今シーズンは、群を抜いて多くの観客動員を記録した試合はなく、1万7000人台が4試合ある。対戦相手には栃木SC、水戸ホーリーホック、藤枝MYFC、ジェフユナイテッド市原・千葉など、地理的に近いクラブも含まれているが、清水の人気そのものでIAIスタジアム日本平が埋まっている印象だ。ここまで唯一、観客数が1万人に届かなかったのは第8節の徳島ヴォルティス戦で9520人だったが、平日開催であったことを考えれば悲観する必要はないだろう。

 昨シーズンの清水で最も多くの観客が入った試合は、国立競技場で行われた千葉戦で、4万7628人がスタジアムを訪れた。今年は9月28日に横浜FCと国立競技場で対戦する予定で、ここで平均を引き上げることが期待できる。

 J2で首位を走り、観客数でもリーグトップの清水は、この良い雰囲気を保ちつつ、J1リーグ昇格まで駆け抜けたいところだ。