花巻東の1年生4番・古城大翔は涙…「戻って来たい」 甲子園の土を持ち帰らなかった決意の証

AI要約

花巻東の1年生・古城大翔(だいと)内野手の甲子園デビューはホロ苦い結果となった。序盤に2安打するも、最終回に見逃し三振。父親は巨人3軍打撃コーチの古城茂幸氏。

古城は背番号17で4番・三塁として期待されたが、チャンスでの処理や最後の見逃し三振に悔しさを露わにした。しかし、将来を期待されていることは間違いない。

佐々木監督も古城の実力を高く評価し、将来的にチームを背負う存在として期待を寄せている。古城自身もこの経験を生かし、甲子園に戻ってくる決意を示した。

花巻東の1年生4番・古城大翔は涙…「戻って来たい」 甲子園の土を持ち帰らなかった決意の証

 ◇第106回全国高校野球選手権 第7日 花巻東0―5滋賀学園(2024年8月13日 甲子園)

 花巻東の1年生・古城大翔(だいと)内野手(1年)の甲子園デビューはホロ苦い結果となった。

 「4番・三塁」で先発し、2安打。だが、「チャンスのところとか、最後は見逃し三振してしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです」と涙を流した。

 序盤に2安打したが、6回は三ゴロ併殺。最終回は見逃し三振に終わった。

 父親は日本ハム、巨人で活躍し、現在巨人3軍打撃コーチを務める古城茂幸氏(48)。

 抜群の野球センスと恵まれたパワーで、佐々木監督の期待は背負わせた「背番号17」から分かる。

 菊池雄星、大谷翔平が1年生のときに付けた“出世ナンバー”だ。

 佐々木監督は「本人はしっかり振っていた。守備も走塁も課題も見えてきたが3年生に連れてきてもらっていい経験をした。将来的にはチームを背負っていくバッターだと思う」と評した。

 古城は「この経験を生かして戻って来たい」とキッパリ。言葉だけではない。甲子園の土を持ち帰らなかったことが決意の証だ。