阪神・坂本が14日から2軍ベンチリ入り 和田2軍監督「しっかりマスクをかぶりながらやっていく」

AI要約

阪神2軍はオリックスにサヨナラ勝利を収めた。先発の秋山拓巳投手が5回を3安打無失点とまとめ、オリックス打線を封じた。

ノイジーと高寺が得点を決め、島本が失点を許すも、片山の犠飛で勝利。坂本が2軍からベンチ入りすることも明かされた。

和田2軍監督は、秋山の好投、岩貞の課題、選手たちの役割をうまく果たす姿勢についてコメントした。

 ◇ウエスタン・リーグ 阪神3―2オリックス(2024年8月13日 鳴尾浜)

 阪神2軍はオリックスにサヨナラ勝利を収めた。

 先発の秋山拓巳投手(33)が5回を3安打無失点とまとめ、オリックス打線を封じた。

 0―0の5回2死一、三塁から「5番・左翼」で出場したノイジーが、比嘉の外角低め直球を中前打し、先制点を叩き出した。さらには1点リードの6回1死三塁では、「1番・遊撃」で出場した高寺が平野の低めフォークを右前に運んで2点目を奪った。7回に登板した3番手・島本が2点を失い同点になったものの、9回2死満塁から片山が左翼に犠飛を放ち勝利した。

 また11日に2軍降格となった坂本が、あす14日からベンチ入りすると和田2軍監督が明かした。

 以下、和田2軍監督との一問一答。

 ――先発の秋山は良かった

 「向こうがファーストストライクを狙って、どんどん振ってきたんで、そこらへんのところ芯をうまく外してタイミングを外しながらうまく。やっぱり、そこの投球術は大したもんだね」

 ――岩貞が降格後初登板

 「1軍での反省点、課題、今の課題でね。元々、そういうピッチャーじゃないけど、 今そういう状態にあるのでそこを自分の課題と向き合う姿がマウンドでは出ていたし、そこで勝負にもいかないといけないんだけどまずは指先の感覚、ちょっと今ストレートに課題があるので、そこのところ中心に今日はいけてたので、これを続けて元にというか、本来のものに近づけるっていうのもそれも上も苦しい時でそんなに時間があるわけじゃないので、元の姿を取り戻す、そこにとにかく集中してやって欲しいね」

 ――最終回は各自がやるべきことをやった

 「そういう意味ではバントがしっかりファーストストライクで成功して攻撃のリズムがつくれたというところが非常に大きい。バントも前半戦はなかなか(ランナーを)送れなかったりというのが多かったんでね。その分、練習量も増えたし。そこで結果が出てくると、自信もついてくるだろうし。きょうは成功したけど、常に成功しているわけではないんで。よりその確率を高めないといけない。特にこっちにいる選手は絶対にああいう場面でバントというケースがあるんで。今日、小野寺がやったけど。あれを上で決めてくれると。じゃないとバントのためにもう1人使わないといけなくなるんでね。バントもできるというのは武器になるからね。ああやって1軍に近い選手が決めてくれると、こっちにいる選手もね。大事だなと再確認できるんで。攻撃のほうはいい攻撃ができた」

 ――合流した坂本の今後は

 「明日からベンチに入って。スタメンというところはこっちにも何人かキャッチャーがいるんでね。ある程度1軍クラスの投手とコンビを組めるように。もっとコンビを組みながら、調整だけではなくて、しっかりマスクをかぶりながらやっていきます」