五輪=五輪旗が次回開催のロス到着、市長「大きな誇りと責任」
パリ五輪が11日に閉幕し、五輪旗が次回2028年大会の開催地であるロサンゼルスに到着した。
五輪旗は米国選手や関係者とともにデルタ航空のジェット機で移され、ヒップホップのアーティスト2パックの曲が流れる中、ロサンゼルス国際空港に到着。
カレン・バス市長は五輪旗を受け取り、大きな誇りと責任を感じつつ、ホームレス問題などの課題への対応を強調。
[ロサンゼルス 12日 ロイター] - 7月26日から始まったパリ五輪が11日に閉幕。五輪旗は12日、次回2028年大会の開催地となるロサンゼルスに到着した。
五輪旗はパリ五輪に参加した米国選手や関係者とともにデルタ航空のジェット機で移され、ロサンゼルス国際空港に到着すると、ヒップホップの伝説的アーティストであるトゥパック・シャクール(2パック)の「カリフォルニア・ラブ」が大音量で鳴り響いた。
ロサンゼルスのカレン・バス市長は11日にパリで五輪旗を受け取ったことについて「大きな誇りと責任」を感じたとコメント。今後は「本格的にアクセルを踏む必要がある」とこれまで以上に準備に尽力する姿勢を見せた。
パリ五輪の成功によりハードルが高くなったという同市長は、ロサンゼルスのホームレス問題が克服すべき課題になるとの見通しを示す一方、「われわれにはハリウッドがあるので、魔法のような機会がたくさん期待できる」と意気込みを示した。
ロサンゼルスで近代五輪が開催されるのは1932年、84年に続き3回目となる。