「今が夢のようです」阪神・高橋遥人が約3年ぶり勝利に感謝「皆さんのおかげで勝てた」
高橋遥人投手が3年ぶりの先発で5回無失点の好投を見せ、阪神が広島を4-0で破る。
高橋投手は試合後、「うれしい」と感慨深くコメント。ファンも盛り上がる。
ケガや手術を乗り越えた高橋投手が周囲への感謝を述べ、「夢のようです」と話す。
◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-0広島(11日、京セラドーム)
阪神が広島に完封リレーで勝利し、5回無失点の好投を披露した高橋遥人投手がコメントしました。
今季は育成選手としてスタートし、この日1軍に今季初昇格。2021年以来約3年ぶりとなる先発のマウンドに上がった高橋投手。
初回はヒットこそ許すものの、3つのアウトすべてを三振で奪う素晴らしい立ち上がりを見せると、2回、3回はランナーを出しながらも要所を締める投球で無失点。4回には2アウトから満塁のピンチを招きますが、最後は代打・石原貴規選手を空振り三振に仕留め、5回89球を投げ、被安打4、7奪三振という内容で約3年ぶりの勝利をあげました。
高橋投手は久しぶりの勝利に「本当にうれしいです。またこうやって勝つことができるって思えないときもあったので、うれしいです」と感慨深く話しました。
また、その投球内容について聞かれると「完璧です、嘘です(笑)ランナーも出したので、次は修正したいと思います」とお茶目に回答。ファンからも歓声が上がりました。
また、何度もケガと手術を乗り越えた期間を振り返り「うまくいかないときもありましたけど、周りの方の支えであったりとか、ファンの人の声がたくさん聞こえたので、それになんとしてでも応えたいと思ってやってきたので、今が本当に夢のようです」と話しました。
最後には「1人じゃ頑張ってこられなかったので、周りの人とかに頑張らせてもらってこうやってまた試合で投げることも勝つことも想像できないときがあったので、本当に皆さんのおかげで勝てたかなと思います」と、感極まりながら周囲への感謝を口にしました。
