【阪神】高橋遥人が1025ぶりの白星「勝てないと思う時もあった。今は夢のよう」/一問一答
阪神の高橋遥人投手が1025日ぶりの白星を挙げ、5回無失点の好投を見せた。
高橋は3回を全て三振で抑え、4回には2死満塁を抑えてガッツポーズを見せた。
試合後のヒーローインタビューでは、感謝の気持ちやファンへの支援について語った。
◆JERA セ・リーグ 阪神4―0広島(11日・京セラドーム大阪)
阪神・高橋遥人投手が5回4安打無失点で21年10月21日・中日戦(甲子園)以来、1025日ぶりの白星を挙げた。初回、3番・小園に右前打を浴びたが、3つのアウトを全て三振で奪った。4回には失策も絡み2死満塁とされたが、代打・石原から空振り三振を奪った。最速は149キロで7奪三振と好投。21年11月6日のCS第1ステージ第1戦・巨人戦(甲子園)以来、1009日ぶりの1軍マウンドで躍動した。
以下は高橋の一問一答
(ヒーローインタビューで)
―今の気持ち
「本当にうれしいです。こうやって勝つことができると思えない時もあったので、うれしいです」
―約3年ぶり1軍マウンド。意識したこと
「まずは試合をつくること。球場の雰囲気を感じながら梅野さんのミットに思い切り投げようと思っていきました」
―初球は148キロのストレート。初回のアウトは全て三振
「とにかく思い切って投げようと。結果、三振取れて良かったです」
―5回無失点7奪三振
「完璧です。うそです(笑い)。無駄なランナーを出したので、次は修正できるように」
―4回2死満塁を抑え、ガッツポーズも
「梅野さんが攻めのリードをしてくれました。自分では選ばないようなボールを選んでくれたので、思い切ってそこに投げました」
―打線も初回から援護
「テレビの前でずっと見ていたので。生で見たらすごいなと思いました」
―リハビリ期間はどんな思いで
「うまくいかないこともたくさんあった。周りの方の支え、ファンの人の声もたくさん聞こえたので。それに何としても応えたいと思ってやってきたので。今は本当に夢のようです」
―ウイニングボールは同郷の岩崎から
「同じ静岡ですごく気に掛けてくれたので。すごいうれしかったです」
―ご両親も観戦。家族はどんな存在か
「一緒にいてすごい楽。いいところを見せられて本当に良かったです」
―どんな1勝になった
「一人じゃ頑張ってこられなかったので。周りの人とかに頑張らせてもらってこうやって…。また試合で投げることも勝つことも想像できない時があったので。みなさんのおかげで勝てたかなと思います」
―阪神ファンの存在は
「支えてもらっている存在だし、頑張れたのはファンの方々の声援があったから。またこうして元気に投げているを見せられて良かったです」
―今後は
「もっと長いイニングを投げられるように頑張って。もうケガしないように頑張ります」