【ノア】23歳でメインを務めたタイタス・アレクサンダーが稲村愛輝を撃破し「夢がかなった」

AI要約

プロレスリング・ノア後楽園大会でのN-1ビクトリー公式戦の結果を報じる。新鋭タイタス・アレクサンダーが稲村愛輝との激闘を制し、感謝のコメントを述べた。

タイタス・アレクサンダーの勝利によるエピソードやコメント、そして試合結果の詳細を紹介。若手選手の活躍に期待がかかる展開となった。

その他の試合結果や欠場情報も報じられており、ファンから大きな声援が送られるなか、競技の興行が幕を閉じた。

【ノア】23歳でメインを務めたタイタス・アレクサンダーが稲村愛輝を撃破し「夢がかなった」

<プロレスリング・ノア:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

 N-1ビクトリー公式戦5試合が行われ、Bブロックの新鋭タイタス・アレクサンダー(23)が、前夜もメインイベントを務めた稲村愛輝(31)との死闘を制した。

 試合はお互いがふらふらになりながら渾身(こんしん)のエルボーをたたき込み、投げ技をかけ合った。最後はタイタスが執念のジャンピングニーを稲村に突き刺し、同じプロレスラーだという父親のリングネームを冠した「ビッグアグリー(相手をクラッチし、後方回転してから放つジャーマン)」につなげて3カウントを奪って勝利した。

 試合後、マイクを握ったタイタスは「アリガト、アリガト。まずはじめに、日本に来てプロレスリング・ノアで戦うことは以前は想像すらしていませんでした。自分にとって本当に光栄なことで、感謝します」と後楽園ホールを訪れたファンに感謝した。

 続けて「ずっと夢見てきました。そして日本に来て、みなさんの前で戦うことができ、僕の夢がかないました。今日、僕は23歳の若さで後楽園ホールのメインイベントを務めました。それもひとえに自分の地元の人々、そして日本のファンのおかげです。だから言わせてください。ありがとうウエストコースト・プロレスリング、マーベラス・プロレスリング、プロレスリング・ノア、そして僕を応援してくれるあなたたちファン1人ひとりに、めちゃくちゃ感謝してます」と“Fワード”も交えながら叫び、四方に深くおじぎをするとファンから大声援が巻き起こった。

 ▼N-1ビクトリーBブロック公式戦30分一本勝負

 ○佐々木憂流迦(4) 11分27秒、スリーパーホールド(ギブアップ) ×アルファ・ウルフ(2)

 ▼同Aブロック公式戦30分一本勝負

 ○ドラゴン・ベイン(6) 12分11秒、サンタマリア→エビ固め ×マサ北宮(4)

 ▼同Bブロック公式戦30分一本勝負

 ○征矢学(6) 12分22秒、弾道→片エビ固め ×タビオン・ハイツ(4)

 ▼同Aブロック公式戦30分一本勝負

 ○ルイス・マンテ(8) 14分50秒、ヴェルタフィナーレ2→エビ固め ×大岩陵平(3)

 ▼同Bブロック公式戦30分一本勝負

 ○タイタス・アレクサンダー(6) 18分6秒、ビッグ・アグリー ×稲村愛輝(4)

 ※Aブロックは小峠篤司、Bブロックはイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.がともに負傷欠場。小峠もしくはワグナーとまだ対戦していなかった選手の勝ち点には不戦勝分も含まれる。