【ノア】WWE/NXTの刺客ハイツがボディロックからの投げ技で五輪出場レスラーの実力証明
プロレスリング・ノアの後楽園大会で、WWE/NXTからの刺客タビオン・ハイツが初勝利を挙げた。
ハイツはアマレス出身で、ボディロックやジャンピング・ラリアットで相手を圧倒し、勝利を手にした。
他の試合では征矢学、ドラゴン・ベイン、拳王などが勝利を収め、激しい戦いが繰り広げられた。
<プロレスリング・ノア:後楽園大会>◇10日◇東京・後楽園ホール
N-1ビクトリー公式戦Bブロックで、WWE/NXTからの刺客タビオン・ハイツ(27)が、アルファ・ウルフを相手に今大会2戦目で初勝利を挙げた。
レスリング・グレコローマンスタイル97キロ級で21年東京五輪にも出場したハイツは、プロレスのリング上でもアマレスのようにボディロック(プロレスでのベアハッグ。ハイツはこの状態から投げ技を連発する)からウルフを投げまくった。
終盤にはジャンピング・ラリアット2連発をウルフに食らわせ、さらにウルフの逆水平に対抗して重いエルボーを打ち込んだ。最後はハイツボム(ジャンピング・フロントスープレックス)で3カウントを奪った。
試合後には「N-1ビクトリー公式戦、これで1勝。オレはこのままスピードを落とさず突っ走っていくぞ! オレの信条はボディロック。それ以外は何もない。ボディロックさえ決めてしまえば絶対に勝てる。このままずっと突っ走っていくぞ!」と興奮気味に話した。
〈N-1ビクトリー10日の成績、選手名の後の数字は勝ち点〉
▼N-1ビクトリーBブロック公式戦30分一本勝負
○タビオン・ハイツ(2) 10分12秒、ハイツボム→エビ固め ×アルファ・ウルフ(2)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○征矢学(2) 13分49秒、ジャンピングDDT→片エビ固め ×タイタス・アレクサンダー(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○ドラゴン・ベイン(4) 12分48秒、ウラカンラナ ×ルイス・マンテ(4)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○拳王(6) 11分25秒、ドラゴンスープレックスホールド ×佐々木憂流迦(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○ジャック・モリス(4) 11分25秒、シューティングスタープレス→片エビ固め ×ジョシュ・ブリッグス(4)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○稲村愛輝(4) 21分9秒、無双→片エビ固め ×イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○マサ北宮(4) 不戦勝 ×小峠篤司(0)
※小峠が頸部(けいぶ)負傷で欠場のため