【中京4R・障害オープン】田村太雅騎手が4年3か月ぶりV「すごく久しぶりです」テイエムタツマキで抜け出す 

AI要約

8月10日の中京4Rでは、テイエムタツマキがオープン初勝利を挙げた。勝利時計は3分36秒3で、田村太雅騎手は約20年ぶりの勝利を収めた。

3歳上の障害オープンでは、ハーツシンフォニーやイクスプロージョンも好走し、テイエムタツマキが首差での勝利を飾った。

田村騎手は馬の充実ぶりを強調し、4年ぶりの勝利に喜びを語った。しかし、JRA史上の最長ブランク記録にはまだ届いていない。

【中京4R・障害オープン】田村太雅騎手が4年3か月ぶりV「すごく久しぶりです」テイエムタツマキで抜け出す 

 8月10日の中京4R・障害オープン(3歳上、芝3300メートル=6頭立て)は、2番人気テイエムタツマキ(牡6歳、栗東・武英智厩舎、父キズナ)が直線で内から抜け出してオープン初勝利を挙げた。騎乗した田村太雅騎手は20年の4月26日以来の勝利だった。首差の2着に3番人気のハーツシンフォニー(石神深一騎手)、3着に1番人気のイクスプロージョン(小牧加矢太騎手)が続いた。勝ち時計は3分36秒3(良)。

 田村騎手は「最後も苦しいところを抜けてきてくれた。馬も最近充実して、心も強くなってきた。ひるんでもやめたりしなくなりました。狭いところを走って、よく頑張ってくれました。(4年ぶりの勝利は)すごく久しぶりです。いつも気合入れて、頑張っているんですけどね」とうれしそうだった。

 これまでJRAで勝利の最長ブランクは鈴木慶太騎手(美浦)の6年3か月11日。2番目が矢原洋一・元騎手の4年8か月18日で、今回の田村騎手の4年3か月14日は歴代3番目となった(一度抹消して復帰した騎手を除く)。