【スターダム】白川未奈「私の中では大きな賭け」 5★STAR欠場し米国遠征する２つの理由
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が米国遠征へ向けて9日に出発。
白川はAEW世界女子王者のトニー・ストームに挑戦し、王座を獲得できなかったものの、結託した。
今夏に1か月の米国遠征を開始し、真夏の祭典「5★STAR GP」には出場しないことを決断。トニーと最愛のパートナーとの関係にも触れつつ、頂点を目指すことを誓う。
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が9日、米国遠征へ出発した。
今年3月からAEWに参戦し始め、6月30日（日本時間7月1日）の新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」でAEW世界女子王者のトニー・ストームに挑戦。王座取りはかなわなかったものの、試合後にトニーと熱い抱擁を交わし結託した。
浜松大会で今夏に1か月間の米国遠征を発表。空港で取材に応じた白川は「トニー戦後にAEWの人に『次、いつ来れるんだ。早く戻ってきてほしい』って言ってもらった。トニーと試合をして彼女の絶大な人気を目の当たりにした。その時に負けず嫌いに火がついた。私もここにいるお客さんに『未奈が最高』ってもっと言わせたいと思った」と力強く語る。
2021年から毎年出場していた真夏の祭典「5★STAR GP」（10日、横浜で開幕）には今年は出場せずに渡米する。「日本ファンのみんなには寂しい思いをさせるから、私の中では大きな賭けだった。スターダムの名前を世界に広げるチャンスを途切れさせたくなかった。絶対にまた大きなチャンスをつかんで帰ってくる」と誓う。
もう一つ目的がある。自身が日本にいる間にトニーと奪い合っていた最愛のパートナーであるマライア・メイが、トニーを襲撃し造反。「衝撃的だった。個人的には3人で面白いことやりたかった。私もマライアにどう思われてるか、何されるかわからないから確かめたいよね…」。一筋縄ではいかない米国で、白川が頂点を目指す。
