踏ん張った村上 高校野球・西日本短大付

AI要約

西日本短大付のエース、村上が140球で完投するも、九回に逆転を許し、4点失う。

村上は必笑という言葉を大事にし、チームを前向きに引っ張った。

投手としての責任感を持ち、チームの軸として活躍する村上。

踏ん張った村上 高校野球・西日本短大付

 西日本短大付のエース、村上は最後まで踏ん張った。

 八回まで要所を締めて無失点と安定した投球だったが、九回に一転。スタンドで沸き上がった大歓声に圧倒されて3連打を浴びるなど、ピンチを迎えた。味方の失策も重なって4点を失いながらも、粘り強く140球で完投。「仲間のために投げ抜いて絶対勝ちたい」という切実な思いが実った。

 大事にしている言葉は「必笑」。苦しいときこそ笑顔で、という意味が込められている。「投手はチームの軸。自分が笑っているとみんなも楽になる」。大黒柱として前向きにチームを引っ張った。