準決勝で大逆転負けの日本男子 3大会連続のメダルへ 地元フランスと銅メダル決定戦！【卓球 パリ五輪】
男子団体決勝の前に行われる3位決定戦では、日本とフランスが激突する
日本は張本智和を中心に、フランスはルブラン兄弟を擁し、激しい戦いが予想される
団体戦の特殊な試合方式やオーダー方式も紹介され、卓球ファン必見の記事となっている
＜パリ2024オリンピック競技大会 卓球競技 7月27日（土）～8月10日（土）＠パリ南アリーナ＞
8月9日、いよいよ男子最後の種目となる、団体決勝と3位決定戦が行われる。
まず3位決定戦に進んだのは日本（世界ランク4位）と地元のフランス（同3位）。
日本はエース・張本智和（21=智和企画／世界ランク9位）を中心に、戸上隼輔（22=井村屋グループ／同16位）と篠塚大登（20=愛知工業大学／同42位）が、3大会連続のメダルを目指す。
フランスの主力はルブラン兄弟で、弟のF.ルブラン（17=同5位）はシングルス最年少の（銅）メダリスト。欧州では珍しいペンホルダーラケットでの強烈な両ハンドと鋭いツッツキが脅威だ。
兄のA.ルブラン（20=同18位）も意外性あるプレーで、過去に張本と戸上にも勝利している。マジシャンのような技巧をもつゴジ（29=同31位）も強く、日本との激戦が予想される。
泣いても笑っても、男子のパリ五輪最後の1日。また卓球の歴史が生まれる。
団体戦は3名1チームで戦い、試合方式は第1試合がダブルス、第2～5試合がシングルス。1試合は3ゲーム先取の5ゲームマッチで、3試合を先取したチームが勝利となる。
オーダーはシングルスに2試合出場する選手が1名。シングルス1試合とダブルス1試合に出場する選手が2名と決まっており、出場する順番も固定され、同じ選手が連続で試合をしない、同じ選手と対戦しない、という仕組みになっている。
この団体戦のオーダー方式を「ABC・XYZ方式」と言い、試合前に「ABC」か「XYZ」が割り当てられ、オーダーは下記のようになる。
第1試合：B／Cペア vs. Y／Zペア
第2試合：A vs X
第3試合：C vs Z
第4試合：A vs Y
第5試合：B vs X
