五輪=陸上男子200m、テボゴが金メダル ボツワナ史上初
レツィレ・テボゴがボツワナ史上初、アフリカ勢初の陸上男子200メートルで金メダルを獲得。
ノア・ライルズが銅メダルを獲得し、治療を受けている間に新型コロナウイルス感染を発表。
若手のテボゴは世界選手権で好成績を残し、今大会でも躍進を見せた。
[パリ 8日 ロイター] - パリ五輪は8日、陸上男子200メートルの決勝を行い、レツィレ・テボゴが19秒46でボツワナ史上初、同種目ではアフリカ勢初となる金メダルを獲得した。
銀メダルは19秒62のケネス・ベドナレク、銅メダルは19秒70を記録した男子100メートルで金メダルのノア・ライルズ(いずれも米国)。
世界選手権の200メートルで3回優勝しているライルズにとって、この3年間で金メダルを逃したのは今回が初めて。レース後に治療を受けており、米国の陸上競技連盟によると、6日に新型コロナウイルスで陽性反応を示していたという。
21歳のテボゴは昨年の世界選手権で男子100メートル2位、同200メートル3位。今大会の100メートル決勝ではボツワナ国内記録となる9秒86をマークして6位に入った。