全米女子覇者の笹生優花 5オーバー77と出遅れる「全体的に良くなかった」
今季全米女子オープン覇者の笹生優花は、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーのスコアで苦戦し、5オーバーで出遅れた。
笹生優花はフェアウエーキープ率が低く、難しいコース条件に苦戦しているが、まだ3日間の巻き返しのチャンスが残されている。
日本勢で唯一のメジャー2勝を誇る笹生優花は、粘り強さを持って次のラウンドに臨む意気込みを示している。
◇パリ第13日 女子ゴルフ(2024年8月7日 ゴルフナショナル=6374ヤード、パー72)
今季全米女子オープン覇者の笹生優花(23=アース製薬)は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と苦しみ、5オーバーと出遅れた。
1番パー4で第3打を寄せられずにボギーが先行。3番でバーディーを奪い返すも、7番パー4で第1打を右に曲げるなどダブルボギーを叩き、続く8番もボギーと波に乗れなかった。フェアウエーキープ率は57・14%と苦戦。「全体的に良くなかった。フェアウエーはそんなに広くないし、ラフも深い。リカバリーもできなかった」と振り返った。
それでも日本勢唯一のメジャー2勝を誇る実力者。予選落ちなしの計72ホールで争う競技だけに、巻き返すチャンスは十分にある。「あと3日間ある。頑張りたい」と気持ちを切り替えた。