夢は「甲子園が憧れの地であり続けること」智弁和歌山、辻主将が宣誓

AI要約

智弁和歌山の辻旭陽主将が第106回全国高校野球選手権大会の開会式で選手宣誓を行い、チームの夢や甲子園の歴史に触れた。

辻主将は、自らとチームの決意を述べ、2020年にイチローからの助言を引用しつつ、努力と報われることの関係性を語った。

大役を果たし緊張を乗り越えた辻主将は、今後は思い切ってプレーできると意気込んでいる。

夢は「甲子園が憧れの地であり続けること」智弁和歌山、辻主将が宣誓

 (第106回全国高校野球選手権大会 開会式)

 選手宣誓は、智弁和歌山の辻旭陽(あさひ)主将が務めた。「僕たちには夢があります。ここ甲子園で日本一になることです」と切り出した。

 甲子園開場100年に触れ、「僕たちには夢があります。この先の100年も、ここ甲子園が聖地であり続けること。そして、僕たち球児の憧れの地であり続けることです」と続けた。

 「努力したとしても報われるとは限らない。しかし努力しなければ、報われることはない」。同校が2020年に元メジャーリーガーのイチローさんに指導を受けた際にかけられたという一節を紹介し、「この言葉に励まされ、ここに立つことができました。そしてこれからも、この言葉を胸に戦い抜いていきます」と決意表明した。

 大役を果たした辻主将は「これ以上緊張することはないというほど緊張した。これからは思い切ってプレーできる」と笑顔だった。