尾県団長、後半も「大いに期待」 日本選手団が中間報告―パリ五輪〔五輪〕

AI要約

パリ五輪日本選手団の中間報告が行われ、金メダル獲得数が9個に上ったことが報告された。

フェンシングや馬術などで好成績を収め、金メダル20個獲得目標に向けて自信を示す大会となっている。

選手への誹謗中傷についてはJOCが法的措置を検討中であり、関連相談が増加していることが明らかにされた。

尾県団長、後半も「大いに期待」 日本選手団が中間報告―パリ五輪〔五輪〕

 【パリ時事】パリ五輪日本選手団の尾県貢団長は5日、大会前半を振り返る中間報告の記者会見を開き、4日までに金メダル9個を獲得した現状について「これからもたくさん有望競技がある。大いに期待している」と話し、金20個の目標クリアへ自信を示した。

 

 今大会はフェンシングが金2個を含む計5個、馬術は92年ぶりのメダルとなる銅を獲得。井上康生副団長は「チームジャパンに素晴らしい流れをつくってくれた」と評価した。銀1個だった競泳陣に向けては「全力を出し切った姿を見せてもらった」とねぎらった。

 出場選手がSNSなどで誹謗(ひぼう)中傷されている件では、日本オリンピック委員会(JOC)が1日に法的措置も検討すると表明。医療部門の責任者を務める土肥美智子副団長は「ここまで十数件の相談を受けている」と話し、SNSの運営会社などに通報していることも明らかにした。