「自分らしい指導スタイルを見つけていきたい」長谷部誠の理想のサッカーは?「見ている人がワクワクするような躍動感を」

AI要約

元日本代表キャプテンの長谷部誠氏が、サッカー専門番組に出演し、指導者像について語った。

長谷部氏は様々な指導者から学び、自身の指導スタイルを見つけていきたいと述べた。

長谷部氏は「長谷部サッカー」のこだわりに加え、見ている人がワクワクするサッカーをすることを決意している。

「自分らしい指導スタイルを見つけていきたい」長谷部誠の理想のサッカーは?「見ている人がワクワクするような躍動感を」

 昨季限りで現役を引退した元日本代表キャプテンの長谷部誠氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。自身が目ざす指導者像について語った。

「『こういう指導者が勝てる』というのはないと思います。それぞれのやり方があって、いろんな監督を見てきた。今はシャビ・アロンソがすごく面白いことをしている。そういうなかで、コツコツ経験を積んで、自分らしい指導スタイルを見つけていきたい」

 様々な指導者から、「いかに監督というポジションで経験を積むか。責任を持って決断する。そのポジションを経験していかないと積み重なっていかない」と学んだと明かす。

 もちろん、“長谷部サッカー”へのこだわりも持っているという。

「これだけは、絶対に失いたくない、持っていたいのは、見ている人がワクワクするような躍動感のあるサッカーをすることですね。戦術的にブロックを引いてやるサッカーでも、そこから出て行くダイナミックさは絶対に植えつけるし、もちろん前からガンガン行くスタイルも良いと思う。そこはまだ自分のなかで柔軟ですけど。見ている人が『面白い』、また見たいというサッカーは絶対にしたいと思います」

 フランクフルトのU-21コーチとして、指導者のキャリアを歩み始める長谷部氏。今後の活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部