【若松ボート ミッドナイトレース】古賀繁輝 鮮やか捲り差しで今年3V

AI要約

ボートレース若松の「ミッドナイトレースマンスリーBOATRACE杯」で古賀繁輝が優勝し、今季3回目のVを飾った。

古賀は4コースからの捲り差しで勝利し、中亮太や木村仁紀を抑えて1着に輝いた。

古賀は調整に悩んでいたが、最終的には結果を出し、前向きに今後に期待を寄せている。

【若松ボート ミッドナイトレース】古賀繁輝 鮮やか捲り差しで今年3V

 ボートレース若松の「ミッドナイトレースマンスリーBOATRACE杯」は4日、12Rで優勝戦が行われ、古賀繁輝(38=佐賀)が4コースからの捲り差しで1着。5月23日の津G3企業杯以来となる今年以来3回目、若松では2009年9月13日以来2回目のVを飾った。2着に植田太一で、今村暢孝との接戦を制した木村仁紀が3着に入った。

 本番では3コースの中亮太がコンマ08のトップスタートから攻め込むも、インの今村が抵抗。ガラ空きの1周1マークを見逃さず古賀が飛び込んで、そのまま突き抜けた。

 レース後は「捲るつもりで調整して、足は完璧でした。まさか中君が行ってくれるとは思っていなかったので、ラッキーでした」と振り返った。一方で「ドリームの1号艇に選んでいただいたのに逃げられなかったのが悔しかった。4日目の調整を失敗したことも、いい方につながった」と節間はマイナス材料があったものの、そこから収穫を得て頂点に立った。

 最後は「ここ1カ月は調整に悩んでいたけど、これでつかめた気がします。これからも頑張ります」と前向きに締めくくり、若松を後にした。