1次リーグ敗退のバスケ女子日本代表・恩塚監督「選手たちの努力は金メダルに値する」…パリ五輪

AI要約

日本はバスケットボール女子1次リーグでベルギーに大敗し、3戦全敗で大会を終えた。

監督は選手たちの努力を称えつつ、責任を負い込んでいる。

女子日本代表は金メダル獲得を目指すも、大舞台で努力が報われなかった。

1次リーグ敗退のバスケ女子日本代表・恩塚監督「選手たちの努力は金メダルに値する」…パリ五輪

◆パリ五輪 第10日 ▽バスケットボール女子1次リーグC組 日本58―85ベルギー(4日、リール=ピエール・モロワ競技場)

 1次リーグ最終戦が行われ、21年東京五輪銀メダルで世界ランク9位の日本は、同6位のベルギーに58―85と大敗し、3戦全敗で大会を終えた。パリ五輪では東京での成績を超える金メダルを目指したが、8強進出はかなわず、6度目の五輪出場で初めて1勝もできず大会を去った。

 恩塚亨監督は「選手たちの努力は金メダルに値するものだった。選手たちはすべてを懸けて頑張ってくれた。その頑張りに対し、私が勝利に貢献できなかった。ただただ、申し訳ない」と責任を背負い込んだ。

 女子日本代表は悲願の金メダル獲得へ、日本の強みを最大限に生かすために掲げたコンセプトは「走り勝つシューター軍団」。東京五輪でアシスタントコーチだった恩塚監督はあらゆる場面を想定し、「スクリプト(台本)」を用意。選手は無意識にできるまで丸暗記し、どのような状況でも最適な判断ができるよう体にしみ込ませてきた。しかし、大舞台で選手たちの努力は結果として報われることはなかった。