【阪神】2年ぶり横浜登板の西勇輝5回2安打無失点 「球数使ってでも0点に」好守にも支えられ

AI要約

阪神・西勇輝投手が2年ぶりの横浜で5回2安打無失点の好投を見せた。

ピンチを度々しのぎ、チームメイトの守備も助けになり無失点で抑えた。

西勇輝投手は試合前から梅野と話し、丁寧な配球で0点を意識して投球した。

【阪神】2年ぶり横浜登板の西勇輝5回2安打無失点 「球数使ってでも0点に」好守にも支えられ

<DeNA-阪神>◇4日◇横浜

 2年ぶり横浜での登板となった阪神西勇輝投手(33)が、5回2安打無失点と粘った。今季5勝目の権利を手に、6回の打席で代打渡辺諒内野手(29)が送られた。

 再三のピンチをしのいだ。初回に1点のリードをもらうも、2回に四球と安打で1死一、二塁。DeNA山本の一、二塁間の打球を中野拓夢内野手(28)が好捕。すぐさま二塁へ送球しフォースアウトとした。さらに2死一、三塁で林の中堅へ抜けようかという打球を遊撃の木浪聖也内野手(30)がダイビングキャッチ。この回を無失点で切り抜け、手をポンポンとたたいた。

 4回にも先頭のオースティンに右翼へ二塁打を浴び、なお2死一、三塁のピンチ。最後は林の三遊間への打球を佐藤輝明内野手(25)が好捕。一塁へ送球してタッチアウトに仕留めた。

 「試合前から梅野と話をして球数を使ってでも0点に抑えることを意識しました。丁寧にボールを配することで0点で抑えるという結果につながったと思います」とコメントした。

 今季のDeNA戦はこれまで3試合で0勝1敗。前回7月7日(甲子園)には3回6安打3失点した相手にリベンジを果たした。前日3日には「(DeNAは)どこからでも点が取れるイメージ。9人でみんなで向かっていきたい」と力を込めていた右腕。言葉どおり、味方の美技にも助けられ、無失点に抑えた。