米中古住宅仮契約指数、6月は4.8%上昇 在庫増と金利低下が追い風

AI要約

全米リアルター協会によると、6月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.8%上昇し、供給改善と住宅ローン金利の緩和が影響している。

前年同月比では2.6%低下したものの、地域別では4地域全てで上昇が見られた。

NARのチーフエコノミストは、住宅在庫の増加が購入契約につながりつつあるとコメントしている。

米中古住宅仮契約指数、6月は4.8%上昇 在庫増と金利低下が追い風

[ワシントン 31日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が31日発表した6月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.8%上昇の74.3となった。供給の改善と住宅ローン金利の緩和を反映し購入契約が増加し、伸びは予想の1.5%も上回った。

ただ、前年同月比では2.6%低下した。

地域別では、4地域全てで上昇。NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅在庫の増加が購入契約につながり始めている」と述べた。