ワインのような熟成関係がもたらしたエアキング、そしてコスモグラフ デイトナ

AI要約

西勇輔さんはロックバンドの経歴を持ちながらもソムリエとして活躍しており、ワイン業界での経験を生かした独自のスタイルでキャリアを築いている。

西勇輔さんはエンターテインメント業界と飲食業界の共通点を見出し、ワインを通じたエンターテインメント性を追求している。

西勇輔さんはワインだけでなく、フードアナリストや他の酒類にも精通し、幅広い知識を持つことがソムリエとしての魅力だと語っている。

ワインのような熟成関係がもたらしたエアキング、そしてコスモグラフ デイトナ

お洒落な男性なら誰もがステキな時計を持っているものです。そこでこだわり男子に、こっそり愛用時計にまつわるエピソードをインタビュー。実に興味深いお話がアレコレと飛び出します。

一時はロックバンドを率いてメジャーデビューを果しつつ、今は飲食業界に新風を吹き込む“騎士”として活動する西 勇輔さん。非常にスマートなイケメン・ロッカーという雰囲気を残しつつ、実は知る人ぞ知る異色の経歴を持つソムリエです。

以前は西麻布の有名会員制ワインバー「KEYAKI」にて支配人を務めるなど、その実力は折り紙付き。また、日本で唯一オールナイトニッポンGOLDのMCを務めたエンタメ系のワインマスターでもあるのです。

日々、世界的な高級ワインをセレブにサーブする目利きゆえ、身に付けるアイテムにもこだわりが深い西さん。時計に関しても思い入れの深いグラン・ウォッチを選び出し、時計ライフを楽しんでいます。

最近まで西麻布のKEYAKIに在籍していた西さんですが、現在は独立を目指して新たな活動をスタートさせています。

「やはりトップを目指すなら自分の店舗を持つのがひとつの条件。去年、気の合う仲間と会社を興しまして、現在はワインバーに適した店舗を鋭意探しているところです。またワインバー“Nr.14(フォーティーン)”という業態を同時に立ち上げ、既存の飲食店とコラボという形式にてソムリエ活動を続けています」

ソムリエというとワインに精通したプロフェッショナルというイメージですが、お店やその個人によってスタイルはそれぞれだそう。西さんはどのようなスタイルにてソムリエとしてのキャリアを重ねているのでしょうか。

「僕はもともとロックミュージシャンであり、長くエンタテインメント業界に身を置いていました。ある切っ掛けから異業種に転じることになりましたが、やはりこの飲食業も突き詰めるとエンタテインメントなのかとある時気付くことに。

プロデューサーがいてクリエイター及びプレーヤーがいてエンジニアがいる。そしてオーディエンスを楽しませ満足させる……。そういった座組のなかで、僕の場合はワインを軸としたエンタテイナーを目指すべきだと思ったのです」

「ワインはご存知のとおり奥の深いアイテムであり、一生付き合える飲み物です。華やかな席に不可欠であり、良いワインはそれだけでエンタテインメント性を備えています。

また、ワインを愛好するお客様は知的であり良い人脈をお持ちの方が多い。そういった特別なゲストと触れ合えるところも、ソムリエの妙味といえるでしょう。しかし彼等のようなアッパーな人達を満足させるには、やはり一筋縄ではいきません。

ですのでフードアナリストの資格を取得したり、ウイスキーや日本酒などの鑑定に関わる認定試験をパスするなど、ワイン以外の知識も積極的にフォローするようにしています」