日本の10番、止まらない涙…指揮官の肩抱き慰めに「感動」 6年の絆が話題「アンダー世代から一緒」

AI要約

なでしこジャパンがパリ五輪の準々決勝でアメリカに敗れ、メダル獲得がならなかったこと。試合後、選手たちが涙する中、長野風花と池田太監督の絆が注目される。

長野は延長戦中に相手チームに先制ゴールを許し、敗退が決まると、悔しさを抑えきれずに涙を流す。その際、池田監督が励ましに駆け寄る場面が見られた。

長野はかつてU-20女子W杯で池田監督と共に優勝を果たしており、2人の関係性は6年たっても変わらない。ファンからは感動の声が寄せられている。

日本の10番、止まらない涙…指揮官の肩抱き慰めに「感動」 6年の絆が話題「アンダー世代から一緒」

 パリ五輪の女子サッカー競技は現地時間8月3日に準々決勝が行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)がアメリカに延長戦の末、0-1で敗れた。試合後、涙する選手たち。背番号10のMF長野風花の元には池田太監督が駆け寄り、励ましていた。2人の関係性は大きな話題となっている。

 2012年ロンドン五輪以来、3大会ぶりのメダル獲得を目指したなでしこジャパンだったが、0-0のまま迎えた延長前半アディショナルタイムに、相手FWトリニティ・ロッドマンに先制ゴールを決められると、延長後半の反撃も実らずに0-1で敗退となった。

 熱戦を演じるも、惜しくもベスト8で敗退となってしまったなでしこジャパン。試合後、選手たちの目には涙が浮かんだ。背番号10を付けた長野もこらえきれずに下を向く。悔しさを抑えきれない長野のもとに駆け付けたのは池田監督だった。

 長野が出場した2018年にU-20女子ワールドカップ(W杯)で優勝へと導いたのが池田監督。あれから6年。当時と同じフランスの地で世界に挑んだが、メダルには届かなかった。

 リバプールでプレーする25歳と指揮官2人の絆を感じるシーンだっただけに、ファンからは「アンダー世代の時から一緒にやってるんだもんな」「泣かないで」「次のキャップに推したい」「気持ちは観ていて十分伝わってきていた」「感動」との反響が寄せられていた。