「自分が止めたい」なでしこジャパン、守屋都弥が燃えるリベンジ!アメリカ女子代表戦は「気持ち的には楽しみ」【パリ五輪】

AI要約

守屋都弥がアメリカ合衆国女子代表との準々決勝に向けて意気込みを語る。

前回の対戦で悔しい思いをした守屋は、今回は自らの持ち味を存分に発揮したいと誓う。

ノックアウトステージでの勝利が必要な中、守屋は自らの力を最大限発揮する覚悟を示す。

「自分が止めたい」なでしこジャパン、守屋都弥が燃えるリベンジ!アメリカ女子代表戦は「気持ち的には楽しみ」【パリ五輪】

 パリ五輪(パリオリンピック)2024女子サッカー競技・準々決勝、アメリカ合衆国女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が3日に行われる。この試合の前日になでしこジャパンDF守屋都弥が取材陣にインタビューに応えている。同選手はアメリカ戦へ何を思っているのか。

 守屋にってアメリカとの一戦は、今年4月に行われたアメリカ遠征のシービリーブスカップ以来の再戦だ。「アメリカは強い相手っていうのは分かっているんですけど、ここで勝てないと上にいけないっていうのが現実だと思うので、勝ちたいんですけど、自分の気持ち的には楽しみっていうのがすごい大きくて、やっぱり世界的に対戦のカードを見て、(勝利するのは)アメリカだろうなって思われているのが、燃えているので、そこでやってやろうという気持ちが強いです」と同選手は話した。

 前回の対戦で守屋は左サイドバックでスタメン出場。「左で出たら、シービリーブスカップの時にあまり攻撃ができなかったので、そこはチャレンジじゃないですけど、クロスを上げられたらいいなと思います」と話すように、守備に回る時間が多く、守屋の持ち味が出せずにいた。結局、その時は前半のみの出場となり、チームは逆転負け。守屋自身も悔しい気持ちがあるだろう。

 今大会で守屋はブラジル戦では左ウイングバック、ナイジェリア戦では右ウイングバックで出場。今回のアメリカ戦で北川ひかるが出場となれば、守屋は右WBでの出場が予想されるが、「右で出た場合は、初めての選手なので、そこはナイジェリア戦では一発目にやられたように、最初からないように、相手を探りつつ、ボールを絶対奪いにいきたいですし、右からの守備っていうのも前回シービリーブスカップは結構崩されているシーンはあったので、そこは自分が止めたい気持ちがあります」とリベンジを誓っている。

 負ければ終わりのノックアウトステージだが、守屋は自らの持ち味を発揮してベスト4に駒を進めることができるだろうか。

(取材・文:折原亘)