【柔道】「デジタル抽選」が金メダルの行方を左右する結末 SNSでは「アナログにしてほしい」
日本が金メダルを逃し、フランスが混合団体柔道で優勝する決勝戦の様子。
デジタル表示のルーレットによる金メダルの行方やファンの反応。
混合団体戦のルールと代表戦での日本の敗北。
<パリオリンピック(五輪):柔道>◇3日◇混合団体戦◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ
金メダルの行方をデジタル表示のルーレットが左右することになった。その結果、日本は金メダルを逃したこともあり、Xでは「デジタル抽選」がトレンド入りした。
フランスにとって、大黒柱、怪物リネールが最後に登場する流れは、願ってもない形。抽選人が、ボールを引くようなやり方ではないだけに、モヤモヤが残るファンが多いようで「アナログにしてほしい」との書き込みが、数多くみられた。
日本は完全アウェーの決勝でフランスと対戦。追い上げられ、3-3の同点となった。
決着をつける代表戦は、会場の大きなビジョンでそれぞれの階級の数字がクルクルクルクル回るルーレットの行方に委ねられ、斉藤立が、男子100キロ超級を制したテディ・リネールに屈した。
混合団体戦は、各チームの登録メンバーから毎試合6人(男女3人ずつ)が出場する。男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子が57キロ以下、70キロ以下、70キロ超。3勝3敗など同点の場合は、無作為に選ばれた階級の選手が代表戦を行う。