【オリックス】紅林弘太郎が河島英五「酒と泪と男と女」で登場 内野安打放つ「やるしかない」

AI要約

オリックス紅林弘太郎内野手の再出発を支えた河島英五。ロッテ戦でのプレーが評価され、ファーム降格の危機を脱した。

中嶋監督との対話を通じて切り替えを図り、試合で結果を出す意欲を見せる紅林。指導陣のサポートを受け、集中力を高めている。

緊張感あるプレッシャーの中で再スタートを切る紅林が、精神面でも成長を示す。意欲的な姿勢が期待される。

【オリックス】紅林弘太郎が河島英五「酒と泪と男と女」で登場 内野安打放つ「やるしかない」

<オリックス-ロッテ>◇3日◇京セラドーム大阪

 オリックス紅林弘太郎内野手(22)の再出発を、河島英五が“後押し”した。

 紅林はロッテ15回戦(京セラドーム大阪)に6番・遊撃でスタメン出場。2回1死で初打席に立った際、河島英五の大ヒット曲「酒と泪と男と女」が場内に流れた。情感のこもる歌声に背中を押されたかのように、ロッテ先発・西野の初球をはじき返し、投手強襲の内野安打とした。

 1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で相手のディレード盗塁で二塁カバーに入らなかったとして、中嶋監督が激怒。「翌日からファームか」と報道陣に聞かれた紅林は「ファームです。全部見つめ直していかないといけない」と2軍降格を認めていたが、出場選手登録は抹消されず。

 2日のロッテ14回戦(京セラドーム大阪)はベンチ外だったが、中嶋監督が「本人に言ったのは『そんなんしとったら』という話。本人がそう(降格と)取っただけ」と説明。2日に改めて本人と話し「しっかり切り替えて来いよという話をした」と明かしていた。

 3日の練習後、紅林は「やるしかないと思うんで、頑張ります」と試合に集中。監督との対話については「言葉で言ってもしょうがないと思うんで、行動で示しますと。って感じです」と、試合で結果を出すことを誓っていた。