ソフトバンク松本晴が2軍戦で6回無失点 右太もも故障乗り越え 松山2軍監督も「順調に戻ってきている」

AI要約

ソフトバンクの松本晴投手が力投し、ウエスタン・リーグで2―0の勝利を収めた。

松本投手は3安打無失点の投球を見せ、前回の反省から改善を図りながらピッチングを展開した。

リハビリを経て復帰した松本投手は、右打者へのインコースに取り組む中、再び1軍昇格を目指して努力を惜しまない様子。

ソフトバンク松本晴が2軍戦で6回無失点 右太もも故障乗り越え 松山2軍監督も「順調に戻ってきている」

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク2―0広島(2日、タマスタ筑後)

 ソフトバンクの松本晴投手(23)が力投を見せた。4回から2番手で登板し6回64球を投げて3安打無失点だった。

 前回登板した7月28日のくふうハヤテ戦(3回4安打無失点)の反省を踏まえ「しっかり腕を振って投げる」ことをテーマにした。

 4回は2死から左前打を許したが、次の打者を見逃し三振。5回から8回まではいずれも3人で攻撃を終わらせた。9回には2死から安打、死球で走者をためたが、最後の打者は真っすぐで二ゴロ。「前回よりいいピッチングができた」と汗を拭った。

 今季のオープン戦は1軍だったが、2軍に降格。ウエスタン・リーグで2試合に登板した後、練習で右太ももを痛め、約3カ月間のリハビリに励んだ。復帰後、前回登板が3月以来の2軍戦。松山秀明2軍監督は「前回より球の力があった。順調に戻ってきている」と評価した。

 「右打者へのインコースはしっかり投げられた」と分析する松本晴。左打者に打たれた9回の中前打を振り返り「ベストボールを投げたけれどきれいに打たれた。次のテーマは左打者へのインコース」と前を向く。

 リハビリの時に、野球について話し合った尾形崇斗投手(25)とは、離れた後もLINE(ライン)でフォームなどについて連絡を取り合う仲。「僕にとって〝ベストフレンド〟。会いたいし、しのぎを削りたい」。尾形のいる1軍へ行くために、腕を振り続ける。(浜口妙華)

【#OTTOホークスファーム情報】