トラウトが「気の毒」 リハビリ中断で今季復帰に暗雲…ファン悲痛「プレーをまた見たい」

AI要約

左膝手術を受けたエンゼルスのマイク・トラウト外野手の復帰が不透明になっている

リハビリが思うように進まず後退しており、米メディアやファンから心配の声が寄せられている

チームの成績も低迷し、トラウトには今季いっぱい欠場すべきとの意見もある

トラウトが「気の毒」 リハビリ中断で今季復帰に暗雲…ファン悲痛「プレーをまた見たい」

 5月に左膝手術を受けたエンゼルスのマイク・トラウト外野手。今季中のメジャー復帰に暗雲が立ち込めているようだ。米放送局「FOXスポーツ」によると、リハビリが思うように進まず後退している状況だという。MVP3度を誇るスーパースターの動向にファンもヤキモキ。「気の毒」「彼のプレーをまた見たい」と声をあげている。

 トラウトは4月29日(日本時間30日)のフィリーズ戦で左膝半月板を損傷。5月3日(同4日)に修復手術を受けた。7月23日(同24日)に傘下3Aソルトレークの一員としてパドレス傘下3Aエルパソ戦に先発出場したが、途中交代。その際、エンゼルスは左膝に痛みが出たと説明していた。

「FOXスポーツ」は公式X(旧ツイッター)で、「トラウトのリハビリが後退。今季再びプレーできるかは未定」と綴った。さらに米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者のSNS投稿を引用し、「彼(ペリー・ミナシアンGM)は後退したという内容については発言を控えた。今季中の復帰については『そのうちにわかるだろう』」と語ったと伝えている。

 今季中の復帰が不透明になったスーパースターの動向にファンも注目。SNSには「彼は忠誠心がとても強いが、来年は違うチームにいてほしい。どこかの段階で怪我を乗り越えられますように」「ケン・グリフィーJr.を思わせる。彼もこの世のものとは思えない才能の持ち主だったが、怪我続きだった」「彼の物語がもっと良い筋書だったら、と思う」「驚かない」とコメントが寄せられている。

 エンゼルスは7月30日(同31日)時点で47勝60敗。地区4位に沈んでおり、今季もプレーオフ進出は困難な状況。チーム成績を受け、「今季いっぱい欠場すべき。赤ちゃんと家族と時間を過ごして。エンゼルスにいなくても何もミスらない」といった声もあった。トラウトは第2子の男児誕生を7月にSNSで発表している。