【バスケ男子】日本終戦…3連敗で1次L敗退 後半で猛追も…ブラジルの高確率3Pシュートに苦戦

AI要約

パリ五輪男子バスケットボール日本代表がブラジルと対戦し、3連敗で1次リーグ敗退が決まった。

八村塁の負傷による代表離脱やブラジルの高確率3Pシュートに苦戦しながらも、日本代表は後半追い上げを見せた。

ホーキンソンや河村の活躍で追いついたが、勝ち越すことはできず、試合に敗れた。

【バスケ男子】日本終戦…3連敗で1次L敗退 後半で猛追も…ブラジルの高確率3Pシュートに苦戦

 ◇パリ五輪第8日 バスケットボール男子1次リーグB組 日本ーブラジル(2024年8月2日 ピエール・モロワ競技場)

 パリ五輪男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は1次最終戦でブラジル(同ランク12位)と対戦。前半からブラジルの高確率3Pシュートに苦戦しながらも、後半追い上げた日本だったが3連敗で1次リーグ敗退が決まった。

 第2戦の開催国フランス戦は、延長戦死闘の末に敗れて2連敗を喫した。ブラジル戦に勝てば、他のグループの結果次第で決勝トーナメントに進める可能性がある中で、日本の大黒柱である八村塁(26=レイカーズ)が左腓腹筋の負傷によって、NBA/FIBAルールに基づいて代表離脱を余儀なくされた。

 絶対に負けられないブラジル戦の先発には河村勇輝(23=横浜BC)、比江島慎(33=宇都宮)、吉井裕鷹(26=三遠)、渡辺雄太(29=千葉J)、ジョシュ・ホーキンソン(29=SR渋谷)の5人が名を連ねた。

 第1Qは、残り9分22秒で河村からホーキンソンへの“ホットライン”でチーム初得点。その後は河村が連続3Pシュートや3点プレーで得点を重ねる場面もあったが、0―10のランをくらってしまって日本が追いかける展開が続いて、このクオーターは20―31とリードを許して終えた。

 第2Qは途中出場の馬場雄大(28)、富樫勇樹(31=千葉J)そして渡辺雄の3連続3Pシュート成功という最高の立ち上がりを見せた。その後も途中出場の選手たちも含めて、踏ん張る時間が続いたが、ブラジルの85%成功した3Pシュートに苦戦して、前半は44ー55とリードを許して折り返した。

 後半に入ると、流れが変わり始めた。ホーキンソンの4本の3Pシュート成功や河村の奮闘で追い上げ73―77と4点差でこのクオーターを終えた。

 勝負の最終クオーター。ホーキンソンや馬場の3Pシュートなどで1桁点差でくらいつく展開が続いたが、勝ち越すことは出来ず3連敗を喫した。