「今大会屈指の名勝負」平野美宇が準々決勝敗退も0-3からの大熱戦に賛辞とエール「まだまだ団体戦ある」【パリ五輪】

AI要約

平野美宇が卓球女子シングルスの準々決勝で激戦を繰り広げ、惜しくも敗れるものの称賛を浴びる

平野は苦しい序盤を挽回し、終盤まで一進一退の攻防を見せる

平野は次に残る団体戦での活躍に期待が寄せられる

「今大会屈指の名勝負」平野美宇が準々決勝敗退も0-3からの大熱戦に賛辞とエール「まだまだ団体戦ある」【パリ五輪】

 現地時間8月1日、パリ五輪は卓球女子シングルスの準々決勝が行われ、日本の平野美宇(世界ランキング13位)が韓国の申裕斌(同8位)にセットカウント3-4で敗れた。

 試合序盤は苦しい戦いだった。第1ゲームは7連続ポイントを奪われるなど4-11で落とすと、第2ゲームも7-11、第3セットも5-11で落とし、早くも崖っぷちに立たされた。

 後がない第4ゲームを11-7で奪い返すと、試合の流れが徐々に平野に傾く。第5ゲームも11-8で奪うと、第6ゲームは11-9と互いに譲らぬ大接戦を制し、ゲームカウント3-3に追いついた。

 最終第7ゲームは、いきなり申に4連続ポイントを許す苦しい展開になったものの、ここから猛反撃。一時7-6とリードした。試合は最後まで一進一退の攻防が続き、マッチポイントを2度握ったものの11-13で惜しくも敗れた。

 白熱した戦いにSNSでは、「歴史に残る戦い」「神試合」「すごい精神力」「今大会屈指の名勝負」「まだまだ団体戦ある」「次に繋げて欲しい」などと称える声とエールが多く寄せられていた。

 平野は21年の東京五輪で団体戦には出場していたものの、シングルスは今回が初めて。3回戦までは順調に勝ち上がっていたが、惜しくもメダルは逃した。

 しかし、まだ団体戦が残っており、金メダル獲得への挑戦は終わっていない。熱戦を繰り広げた平野の、団体戦での活躍にも注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]