鈴木誠也、メジャー自己最長&今季カブス最長の140メートル弾で今永昇太を援護 同僚スティール、ベンチで思わず「オーマイゴッド!」

AI要約

カブスの鈴木誠也外野手が地元のカージナルス戦で勝ち越しのホームランを放ち、9回に逆転サヨナラ勝ちを収めた。

鈴木誠也のホームランはメジャー自己最長で、今季カブスの最長ホームランとなった。試合を中継する放送局の実況も大興奮だった。

先発の今永昇太投手は10安打を浴びながらも3勝目を逃し、6回3分の2を投げて3失点、7奪三振をマークした。

鈴木誠也、メジャー自己最長&今季カブス最長の140メートル弾で今永昇太を援護 同僚スティール、ベンチで思わず「オーマイゴッド!」

◇1日(日本時間2日)MLB カブス5―4カージナルス(シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)は、地元のカージナルス戦で6回にいったんは勝ち越しの16号ソロを放つなど4打数2安打、1打点。試合はカブスが9回に逆転サヨナラ勝ちした。

 先発登板した今永昇太投手(30)は6回3分の2を10安打4失点も、3敗目(8勝)は免れた。91球で無四球、7奪三振。

 会心の当たりだった。1―1と同点の6回1死。鈴木は通算108勝右腕グレイが投じた内寄り低め147キロのシンカーをたたくと、ゆっくりと一塁に歩き出した。バックスクリーン左の観客席上段に飛び込む勝ち越しの16号ソロ。試合を中継する地元放送局マーキーSNが抜いた映像で、着弾地点を確認したベンチのスティール投手は目をいっぱいに見開き、読唇術でもはっきりと分かる「オーマイゴッド(何てこった)!」と叫んだ

 初速177キロ、射出25度の完璧な『バレル』で、飛距離は459フィート(約140メートル)。試合を中継する地元放送局マーキーSNによれば、メジャー自己最長、さらに今季カブスの最長弾だった。

 同局のシアンビ実況は「外野席上段だ! ワオ! ボールを粉砕しました。あれこそ爆弾でした」と声を張り上げ、米ブリーチャーネーションは「鈴木誠也がボールを『Obliterated(完全に破壊した)』」と報じた。(写真はAP)