今永昇太、やはり「2度目の対戦」と「打者3巡目」は鬼門だった…2チーム目の再戦だったカージナルス戦で3巡目に逆転され、9勝目がフイに

AI要約

カブスの今永昇太投手が再戦のカージナルス戦で苦戦し、3敗目を免れた。鈴木誠也外野手も好調な打撃を見せた。

今永は2度目の対戦でも抑えられず、10安打4失点を喫した。打者3巡目の打撃も苦手として明らかになった。

カブスは9回に逆転サヨナラ勝ちし、今永は敗戦を逃れたものの、難しい試合展開となった。

今永昇太、やはり「2度目の対戦」と「打者3巡目」は鬼門だった…2チーム目の再戦だったカージナルス戦で3巡目に逆転され、9勝目がフイに

◇1日(日本時間2日)MLB カブス5―4カージナルス(シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)は地元のカージナルス戦に先発。今季2チーム目の再戦となった相手に6回3分の2を10安打4失点、無四球の7奪三振。試合はカブスが9回に逆転サヨナラ勝ちし、今永は3敗目(8勝)を免れた。

 鈴木誠也外野手(29)は、6回にいったんは勝ち越しの16号ソロを放つなど4打数2安打、1打点だった。

 『鬼門』は生きていた。今永にとって、この日のカージナルス戦は今季20試合目の登板でわずか2チーム目の「2度目の対戦」だった。今季ワーストにあと「1」と迫る10安打を浴び、4失点。今季もう1試合の再戦だった6月21日のメッツ戦も、3回10失点とKOされていた。

 今永自身も好調だった前半戦に、初顔合わせではなく、むしろもう一度対戦したときに抑えられるかどうかが大事だと話していたが、その懸念がまたも的中してしまった形となった。

 「打者3巡目」の鬼門も覆せなかった。これまでの19試合は打者1巡目が被打率・175で、2巡目は・205、3巡目以降は・379だった。被OPSも1巡目の・553が3巡目は・906に跳ね上がっていた。この日も5回1死からの打者3巡目以降は被打率・417(12打数5安打)。6回は、メジャー2年間で9本塁打の1番打者ウィンに打者4巡目で逆転2ランを浴びた。(写真はAP)