タイトリスト「GTシリーズ」ドライバー3種類をプロが解説! “操作性”と“直進性” それぞれを調査!【ガチ試打計測・動画あり】
タイトリストの新ドライバー「GT」シリーズの3モデルの特性と適正ゴルファータイプを検証する試打企画が公開中。
各モデルの特徴や過去のモデルとの比較、プロゴルファーによるインプレッションなどが紹介される。
トラックマン4のデータをもとに、ボールスピードやスピン量などの詳細な打撃データも解説される。
みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回はタイトリストの新ドライバー「GT」シリーズの3モデルのヘッドを打ち比べ、それぞれの特性と適正ゴルファータイプなどを検証した。
今回試打するのは、前作「TSR」 以来、2年ぶりとなる新ドライバー「GT」シリーズの『GT2』、『GT3』、『GT4』の3機種となる。試打するヘッドのロフトはすべて10.0度。シャフトは癸生川プロが普段使用しているモデルの『ツアーAD PT‐6』(Flex/X)を装着。
「タイトリストは2年に一回の新モデル投入してきますが、前モデルがTSR(2022年)、その前がTSi(2020年)、その前がTS(2018年)です。TSはタイトリスト・スピードの略ですが、今回からは『GT』を冠するようになり、それはジェネレーション・テクノロジーの略で、これは次世代のテクノロジーという意味です。『GT2』の数字の『2』ですが、過去『2』を冠したものは直進性を踏襲したモデルになります。『GT3』の『3』は歴代モデルは操作性の良さが特徴です。『GT4』の『4』は歴代、ヘッド容積がやや小ぶりで、ロースピンモデルとなります」(小島プロ)
まず、癸生川プロから見た印象は「玄人が好みそうなヘッド形状ですね。操作性も良さそうです」。
次に癸生川プロの試打後の感想は「競技者が好みそうな打感と飛び方ですよね。自分の感覚では、今、当たりはヒールっぽかったんだけど、でもそんなに引っかかる感じもないですね」。
【試打データ】
トラックマン4のデータ
クラブスピード⚫︎48.4m/s
ボール初速⚫︎72.4m/s
打ち出し角⚫︎10.7度
スピン量⚫︎3008rpm
降下角⚫︎40.3度
キャリー⚫︎270.3Y
飛距離⚫︎290.3Y
打ち出し方向⚫︎1.9度左
スピンアクシス⚫︎2.1度左
SIDE⚫︎11.7Y左
GCクワッドのデータ
Hインパクト⚫︎3ミリヒール
Vインパクト⚫︎5ミリ低
このデータを踏まえて小島プロが解説。
「ボールスピードが速いですね。スピン量が多いですけど、これは打点が5ミリ下に当たっているからで、これが真ん中近くに当たれば2900rpmあたりになってくる。安定感がある数値かなと思います。そんなにヘッドの操作をしなくても良いんじゃないかなと思いますし、直進性を謳っているだけの結果は出ているかなと思います」