2021 vs.2024 シャウフェレの五輪使用ギア比較

AI要約

2024年パリ五輪に向け、ゴルファーのザンダー・シャウフェレが新しいギアを導入

シャフトやアイアン、ウェッジ、パターなど、各クラブの変更を具体的に紹介

シャウフェレの経歴とともに、最新のギアでのプレーへの期待が高まる

2021 vs.2024 シャウフェレの五輪使用ギア比較

◇パリ五輪 男子 事前(30日)◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7174yd(パー71)

第33回オリンピック競技大会がフランス・パリで26日(金)に開幕した。“4年”という時間は、ゴルフ用具の世界に多くの変化をもたらす。

各メーカーはゴルファーがより遠くへ、よりまっすぐ、効率的に飛ばせるよう毎年新しいデザインを世に送り出す。プロたちは新しいギアを手に取り、頻繁にアップグレードを行うため、業界の流れは速い。

では、2021年東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレを例に見てみよう。

キャロウェイと契約を結ぶシャウフェレは、一度相性の良いものを見つけると、めったにギアを替えないことで知られる。ほぼ毎週のようにテストを行う選手もいるが、シャウフェレがギアを変更するのは、あったとしても年に1、2回である。

しかしそんなシャウフェレも、東京五輪で優勝した際と比べるとバッグの中身をほぼ一新している。最新の技術革新に沿ってギアを入れ替えているのだ。

また、この3年間でシャウフェレの選手としての経歴も新たなものとなった。シャウフェレは今年、5月「全米プロゴルフ選手権」で悲願のメジャー初勝利を遂げ、直近の「全英オープン」も制して、“メジャー覇者”の称号を得た。

以下は、8月1日に開幕するパリ五輪男子ゴルフ競技に臨む彼のバッグの中身と、金メダルを獲得した東京五輪での使用ギアの比較である。

ドライバー

2021年(東京):キャロウェイ エピックスピード トリプルダイヤモンド ドライバー(9度)

グラファイトデザイン ツアーAD BB 7Xシャフト

2024年(パリ):キャロウェイ パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(10.5度)

三菱ケミカル ディアマナPD(重さ70g台、硬さTX)

フェアウェイウッド

2021年(東京):キャロウェイ エピックスピード ◆◆◆(3番)、キャロウェイ マーベリック サブゼロ(7番)

グラファイトデザイン ツアーAD DI 7Xシャフト

2024年(パリ):キャロウェイ パラダイムAiスモーク ◆◆◆3HL(3番)、ミズノMP-20 HMB(3番)or キャロウェイ エイペックスUW(23度)

三菱ケミカル ディアマナPD(重さ80g、硬さTX)

アイアン

2021年(東京):キャロウェイ APEX TCB

2024年(パリ):キャロウェイ APEX TCB<2024年>

ウェッジ

2021年(東京):キャロウェイ ジョーズMD5(52度)、タイトリスト ボーケイSM6(56度)、タイトリスト ボーケイSM8(60度)

2024年(パリ):キャロウェイ OPUS(52度)、タイトリスト ボーケイSM10ウェッジ(56、60度)

パター

2021年(東京):オデッセイ オー・ワークス #7 CH Red

2024年(パリ):オデッセイ トゥーロンデザイン ラスベガスNo.7 CHプロトタイプ

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)