【ノア】征矢学がサウナ・トレ公開「整いすぎて開きましたね。血管、頭の感性、すべて開いた」

AI要約

プロレスリング・ノアの征矢学がN-1ビクトリーへ向けたトレーニングや復帰について語った。

暑さにも対応しながらサウナトレーニングを行い、初戦では拳王と戦う覚悟を述べた。

肘部管症候群からの復帰後、体調や精神面での準備を整え、初優勝への自信を示していた。

 プロレスリング・ノアの征矢学(39)が1日、東京・調布の銭湯「湯の森 深大湯」で報道陣に練習を公開した。

 8月4日に横浜武道館で開幕する「N-1ビクトリー」(小中学生入場無料)に向け「この時期にやるシングルリーグ戦ですから、やっぱり暑さとも戦っていかないといけない。暑さをまず克服しないと」と話し、もともとあまり得意ではなかったというサウナの中に入っていった。そして70度以上あるサウナの中で汗だくになりながらスクワット、腕立て伏せ、腹筋などを行い、その後、水風呂にドボン。「ああ気持ち良い!」と叫んだ。

 征矢によると、いくら室内で行われるプロレスとはいえ、リングを照らす照明の熱で、リング上は相当な暑さになるという。そのためN-1エントリーが決まってから「サウナ・トレーニング」を導入したという。征矢は「整いすぎて開きましたね。はい、完璧に開きました。すべての血管、毛細血管、頭の感性、すべてが開きました」と手応えを口にした。

 8月4日の初戦ではかつてユニット「金剛」で苦楽をともにした拳王と戦う。超えなければならない、いきなりのヤマ場だが「ヤマ場ですけど、もう最初から全力で飛ばしていきます。(最初から最後まで)その熱量で戦い抜いてやる。その覚悟で初戦から飛ばしてきます」と言い切った。

 征矢は今年3月から肘部管症候群(肘の内側で尺骨神経が圧迫されたり、引っ張られることで、しびれや筋力低下などの神経障害が生じる状態)のため長期欠場。7月13日の日本武道館大会でリングに復帰した。「こうやって体を絞って、食事を見直して、トレーニングを見直して、精神的にも自分の弱点を克服するということでこうやってやってきているので。いつも以上にコンディションはばっちりですよ。過去最高じゃないですか」。悲願の初優勝へ自信をみせていた。