【柔道】ウルフ・アロン集大成「もうこれ以上、続けるつもりはない」五輪を目指すのは最後と明言

AI要約

2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロンが7位で終戦し、柔道人生で最後の大きな大会として今回のパリ五輪に挑戦し、目指すことをやり遂げた

アロンは準々決勝でスラマニゼに敗れ、敗者復活戦でも敗れてメダルを逃し、今大会は日本男子にとって初のメダルなしに終わった

アロンは試合後に後悔はないと語り、自分のできる限りのことをやり切り、畳の上で闘ったと振り返った

【柔道】ウルフ・アロン集大成「もうこれ以上、続けるつもりはない」五輪を目指すのは最後と明言

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇1日◇男子100キロ級◇敗者復活戦◇シャンドマルス・アリーナ

 【パリ=木下淳】2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28=パーク24)が、奮闘も7位で終戦した。取材エリアでは「もうこれ以上、続けるつもりはないです」と言い、五輪を目指すことに関しては今回が最後と明言した。

 準々決勝で世界ランキング2位のスラマニゼ(ジョージア)に完敗。敗者復活戦でもシェラザジシビリ(スペイン)に内股すかしで屈し、日本男子にとって今大会初のメダルなしに終わった。今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会決勝で破った相手に、返り討ちに遭った。

 出国前に「おそらく柔道人生で最後の大きな大会になる。やり切りたい」と話していた舞台。試合後は「後悔はない。自分のできる最大限のことをやって、畳の上にあがることができたので、やり残しをして負けたという気持ちにはならない」と、すがすがしく振り返っていた。