【柔道】鈴木桂治監督「シードは必要だなと」反省 ウルフ・アロンの準々決勝敗戦に

AI要約

ウルフ・アロン(28=パーク24)が、敗者復活戦でメダルなしに終わった。予選でシェラザジシビリに敗れ敗退。

鈴木桂治監督は、シードが必要だと感じたとコメント。アロンはノーシードからの優勝を目指したが挫折。

アロンは準々決勝でイリア・スラマニゼに敗れた際、早めにシード圏まで入る必要性を痛感。しかし代表としてのアロンの戦いぶりをたたえた。

【柔道】鈴木桂治監督「シードは必要だなと」反省 ウルフ・アロンの準々決勝敗戦に

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇1日◇男子100キロ級◇敗者復活戦◇シャンドマルス・アリーナ

 21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28=パーク24)が、メダルなしに終わった。敗者復活戦でシェラザジシビリ(スペイン)に敗れて終戦。今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会決勝で破った相手に、返り討ちにされた。

 ノーシードからの優勝を目指したが敗戦。男子の鈴木桂治監督(44)は「シードっていうのは必要だなと改めて感じた」と振り返った。

 準々決勝で23歳で世界ランキング2位のイリア・スラマニゼ(ジョージア)と対戦。開始50秒、隅返しで技ありを奪われ、逃げ切られた。強敵と早く対戦した組み合わせ「早めにシード圏まで入れるようなポイント獲得の国際大会の派遣というものはやはり必要。今回この階級ではそれができなかった」と反省した。

 ただ「代表を取り切って、戦ってくれた。ここまで仕上げてくれてうれしい」とたたえた。