松山英樹、8バーディー63のロケットスタート 日本男子初のメダルへ暫定首位でホールアウト/ゴルフ

AI要約

松山英樹がゴルフで暫定首位を獲得。

松山は8バーディーを奪い、ボギーなしのプレーを見せた。

松山は過去の五輪での敗退から学び、今大会での成功を目指す。

パリ五輪第7日・ゴルフ(日本時間1日、ゴルフナショナル)男子ゴルフ界初のメダル獲得を目指す松山英樹(32)=LEXUS=がボギーなしの8バーディーを奪って63で回り、ホールアウト時点で暫定首位でスタートした。日本勢は中島啓太(24)=フリー=も出場し、現在12ホールを終えて1アンダー33位でプレーしている。

日の丸の入った白のウェアに袖を通した松山は、ショット、パットともに絶好調だった。2番(パー3)で5㍍を沈めてバーディーを先行させると、続くパー5の3番でもスコアを伸ばす。さらに7メートルを決めた7番(パー4)を皮切りに10番まで4連続バーディー。チャンスについた11番(パー4)では惜しくもパットを外して5連続はならなかったが、13番(パー4)で1メートル、パー5の14番でもバーディーを奪った。パーオンを逃した17番(パー4)では、4メートルのスライスラインを決めてパーセーブ。最終18番(パー4)も第2打をバンカーに入れながらもパーで抑えて、締めくくった。

前回2021年東京五輪では、銅メダルを懸けた7人でのプレーオフの1ホール目で敗退。4位に終わった。「プレーオフで負けてメダルを取れなかった悔しさは今でも覚えている。3年前以上の結果を必ず出せるよう頑張りたい」と意気込んで臨む五輪の舞台。絶好の船出から頂点を目指す。