アーセナルがMFメリーノ獲得へ前進か…すでに個人合意が成立、移籍金は約48億円超に?

AI要約

アーセナルがスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に向けて交渉を進めている。移籍金は3000万ユーロ以上になる可能性が高く、既に個人的な条件で合意に達している。28歳のメリーノはレアル・ソシエダ所属であり、2020年のEURO2024でも活躍した。

アーセナルはすでにカラフィオーリを獲得し、守備陣を強化済み。今回の補強対象は中盤で、アルテタ監督がメリーノを高く評価している。メリーノはアーセナル移籍を希望しており、移籍金交渉が進行中。

メリーノはオサスナ出身で、レアル・ソシエダでは公式戦通算242試合出場27ゴール30アシストの成績を残している。スペイン代表としても活躍し、EURO2024でも重要な役割を果たした。

アーセナルがMFメリーノ獲得へ前進か…すでに個人合意が成立、移籍金は約48億円超に?

 アーセナルがレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に向けて交渉を進めているようだ。7月31日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 21シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に向けて、今夏の移籍市場で戦力拡充に動いているアーセナル。ブレントフォードからレンタル加入していたスペイン代表GKダビド・ラヤの買い取りオプションを行使すると、現地時間29日には今夏のEURO2024でも躍動したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得を発表。昨シーズンのプレミアリーグで最少失点に輝いた守備陣のさらなる強化に成功した。

 そんなアーセナルが次なる目標として掲げているのが中盤の補強。ミケル・アルテタ監督が技術面とフィジカル面双方を高く評価するメリーノへの関心を強め、カラフィオーリとの契約締結が完了し次第、獲得に向けた動きを強めると伝えられていた。

 今回の報道によると、レアル・ソシエダから契約延長をオファーされたメリーノだが、本人は今夏のアーセナル移籍を希望しているとのこと。現在アーセナルとレアル・ソシエダは移籍金に関する話し合いを進めており、契約締結の可能性が高まっているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、メリーノとアーセナルが既に個人的な条件で合意に達していると指摘しつつ、移籍金は3000万ユーロ(約48億円)を超える可能性が高いと指摘している。

 現在28歳のメリーノはオサスナの下部組織出身で2014年夏にトップチーム昇格。その後、ドルトムントとニューカッスルを経て、2018年夏にレアル・ソシエダへ完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦通算242試合出場27ゴール30アシストという成績を残しており、2020年9月にはスペイン代表にデビュー。今夏のEURO2024のメンバーにも名を連ね、ドイツ代表との準々決勝で値千金の決勝ゴールを挙げるなど、3大会ぶりの欧州制覇に貢献した。