フルアム、スミス・ロウの獲得に向けアーセナルと基本合意か…クラブ史上最高額での加入に迫る

AI要約

フルアムがアーセナル所属のMFエミール・スミス・ロウの獲得に迫っている。

スミス・ロウはアーセナル出身で、負傷に苦しみながらも活躍を見せている。

移籍金約67億円での移籍が合意に近づきつつある。

フルアム、スミス・ロウの獲得に向けアーセナルと基本合意か…クラブ史上最高額での加入に迫る

 プレミアリーグのフルアムが、アーセナルに所属するイングランド代表MFエミール・スミス・ロウの獲得に迫っているようだ。29日、イギリスメディア『BBC』や『スカイ』などが伝えている。

 現在23歳のスミス・ロウはアーセナルの下部組織出身で、ライプツィヒやハダースフィールドへのレンタル移籍を経て、2020年8月に正式にトップチーム昇格を果たした。2021年7月には契約延長と10番への背番号変更が発表され、2021-2022シーズンは公式戦37試合出場11ゴール2アシストを記録。イングランド代表に初招集されるなど大きな期待を集めたが、以降は度重なる負傷に苦しみ、2023-2024シーズンは公式戦19試合出場1アシストにとどまった。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏などにより、フルアムへの移籍が近づいていると報じられていたスミス・ロウ。そんななか、29日に現地の複数メディアが、同選手に関して「移籍金2700万ポンド(約53億円)+追加オプション最大700万ポンド(約14億円)」でフルアムとアーセナルが基本合意に達したと報道。総額は合計3400万ポンド(約67億円)に達する可能性があり、フルアム史上最高額での加入が目前に迫っているという。

 なお、『スカイ』によると、最終的な詳細は両クラブ間で調整中であり、メディカルチェックは今週中に実施される模様。『BBC』は、スミス・ロウのプレシーズンマッチ2試合の欠場理由が、フルアム加入に向けたものであると指摘している。