男子20キロ競歩で池田向希が7位 ”みちょぱ”はとこ、東京五輪銀に続くメダルならず

AI要約

男子20キロ競歩が行われ、日本勢は池田向希、濱西諒、古賀友太の3人が出場。池田美優のはとこである池田は7位でメダル獲得ならず。古賀は8位でフィニッシュし、濱西は18位だった。

雷雨の影響で遅れてのスタート。先頭集団がペースアップし、日本勢も食らいつくが徐々に後退。優勝争いから脱落する選手も続出。

濱西や池田、古賀が奮闘する中、先頭集団は徐々に絞られていき、優勝争いが激化。日本勢はメダルには届かなかった。

男子20キロ競歩で池田向希が7位 ”みちょぱ”はとこ、東京五輪銀に続くメダルならず

 ◇パリ五輪第7日 陸上 男子20キロ競歩(2024年8月1日 イエナ橋)

 陸上競技最初の種目となる男子20キロ競歩が行われ、日本勢は21年東京五輪銀メダルの池田向希(26=旭化成)、5000メートル競歩の日本記録保持者・濱西諒(24=サンベルクス)、古賀友太(25=大塚製薬)の3人が出場。タレントでモデルの”みちょぱ”こと池田美優のはとこ、池田は7位で2大会連続メダルはならなかった。古賀は8位集団でフィニッシュし、濱西は18位だった。

 雷雨の影響で予定より30分遅れてのスタート。カイオ・ボンフィム(33=ブラジル)が一人飛び出したが、2キロまでに先頭集団に吸収された。2キロ過ぎに濱西がつまずくシーンも見られた中、21年東京五輪金メダリストのマッシモ・スタノ(32=イタリア)、昨年の世界選手権銀メダリストのペルセウス・カルストローム(34=スウェーデン)らが1キロ3分台へとペースアップして脱落者が出始めた。

 スーパーで働きながら競技に打ち込む濱西が14キロ過ぎから後退し始め、日本勢は池田と古賀が先頭集団の10人に残った。集団はさらに8人に絞られ、16キロ地点を通過。17キロまでに古賀が集団から遅れ、池田もペースアップした4人についていけずに優勝争いから脱落した。