出足に苦戦する馬場貴也、芦屋でのリベンジに挑む 旬レーサー 馬場貴也/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

AI要約

ウィリーターンは進化系選手として2022年の最優秀選手に選ばれ、トップシーンで活躍している。しかし、逃げやまくり差しで勝つことが難しくなっており、抵抗勢力に対して適切な対策を見つけられていない。

選手自身はプロペラ調整による出足の調整が課題であり、芦屋周年GIでの成績向上を目指している。過去の戦績やメンタル面での準備も整えつつ、成績向上に努めている。

出場予定は8月に行われるGI芦屋周年。選手自身は良いイメージがあり、成果を出すために頑張る意気込みを示している。

出足に苦戦する馬場貴也、芦屋でのリベンジに挑む 旬レーサー 馬場貴也/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

進化系ウィリーターンで2022年の最優秀選手に選ばれました。まだ、馬場が注目されていなかった頃は、3コースからのまくり差しが面白いように決まっていました。しかし、最優秀選手に選ばれ、トップシーンで活躍するようになると、一つ内側の選手が馬場の動きを止めるようになりました。1コースなら逃げを決めても、2コースから外になると厳しい抵抗に遭うようになっています。これは本人も認めています。まくりで勝つことの少ない選手なので、差しやまくり差しがワンテンポ遅れてしまいます。そのため割って入ることができず、全速で外を回すシーンも増えています。いずれのケースでも1着を獲るのが厳しくなっています。抵抗勢力に対して次の策があるかですが、正直見つかっていないようです。それが証拠に3コースの1着率は18%しかありません。

「今年は2月辺りまでは大丈夫だったけど、3月に入った時から体感がおかしくなって、出足が仕上がらず自分らしいレースができていなかったですね。 原因はプロペラだと思っていて、ずっとその状態を引きずっていましたが、5月の多摩川ボートレースオールスターで準優勝をすることができて、『流れは変わった』と言い聞かせて臨んだ住之江周年で優勝することができました。ただ、出足の調整に関してはまだつかめていないし、今年の下半期に向けてそこはしっかりとつかんでいきたいです。芦屋は初めてSGを勝った水面だし、イメージは良いし相性も悪くないと思っています。プロペラの調整とかもそれなりに合いやすい。一昨年1月の周年は優勝戦1号艇で6着。もう一歩のところまでで、芦屋GI初Vを獲り逃しているし、今回も良いメンバーだけどその中でしっかり結果を出せるように頑張りたいです」

逃げ…23回 まくり…1回 まくり差し…9回 差し…6回 抜き…1回

※出場予定…GI芦屋周年=8月1日~6日