【ボートレース】西岡成美「舟券の軸になる選手になりたい。絶対にくるだろうって思われるような」
西岡成美選手が2024年後期にA1に初昇格し、ペラ調整の重要性や自身の成長への意識、学業との両立などについて語る。
西岡選手がデビューから5年半でA1昇格を果たしており、自身のペースでの成長を振り返る。
将来的な目標や意気込み、ビッグレースへの思いについて述べる。
【女子ボートレーサー・インタビュー 西岡成美（28＝徳島）前編】
――2024年後期適用勝率6・43をマークして7月からA1に初昇格した
西岡 A1にはなりたかったんでうれしいです。ペラ調整がすごく合っていたのがデカかった。しっかり着が取れていたんで上がれました。でも、良くないエンジンの時にしのげるようになりたいですね。まだ実力が伴ってない感じです。
――デビューから5年半でA1昇格
西岡 理想はもうちょっと早くA級に上がってA1にパパーンってなりたかったけど、これが自分なのかな。成長としては順調ではないけど、どうなんだろう。後輩とかもっと早くA1になる子もいますし…。
――デビュー直後は高知県立大学文化学部文化学科にも通っていた
西岡 ゼミと専門の2人の教授が私にすごく理解があったおかげで大学を卒業できました。レースがあって出席できない分、課題を与えられてました。教員免許も取りたかったんですが、教育実習に行く時間がないので諦めました。
――2024年前期の平均スタートはコンマ14
西岡 しっかりスタート行って展開をつくるレースを心掛けています
――ペラ調整で意識してるところは
西岡 やっぱり伸びをつけてエンジンを出したいです。師匠の菅章哉さんみたいに全力100％で伸び、という感じではないけど…。行き足が良くてスタートしやすい仕上がりが理想です。
――3月のとこなめヴィーナスシリーズ準優でFを切ったため8月まで女子戦を走れない
西岡 今は男子を相手にしっかりレースを走るいい機会だと思っています。最近は握ってなかったなって感じたりもしてます。得るものはありますね。
――直近の目標
西岡 もう1回優勝したいし、A1キープへ向けて頑張りたい。5月の休み明けから調子を落としているんで…。でも新しい発見があって、ここ最近は、いい調整ができています。冬場の方が好きだったけど、夏場はこういう調整にしてたのがアカンかったのかなって調整が分かってきています。
――将来的にはどんな選手が理想
西岡 やっぱり舟券の軸になる選手になりたいです。絶対にくるだろうってファンに思われるような。外枠でも勝てる実力を付けたいです。
――ビッグレースへの思いは
西岡 レディースチャンピオンとかG1を取りたいなと思います。SGも出たいけど、今は出たとしても絶対に無理だし本当に実力をつけてからSGに出たいです。
