小牧太 JRA騎手としてラスト調教…1日園田競馬でファン紹介式

AI要約

31日にJRA騎手として最後の調教をつけた小牧太は1日から兵庫県競馬の騎手として再スタートを切る。ファン紹介式やPR活動を経て、意気揚々と新たな挑戦をスタートさせた。

最後に調教をつけた馬は笹田厩舎のオープン馬ワールドウインズ。感謝の気持ちを込め、先生からのプレゼントに少し照れながらも喜びを表現した。

21年間のJRAでの経験を活かし、再移籍に意気込んだ小牧太。その存在が兵庫競馬に与える影響力に期待が寄せられている。

小牧太 JRA騎手としてラスト調教…1日園田競馬でファン紹介式

 31日にJRA騎手として最後の調教をつけた小牧太は1日から兵庫県競馬の騎手として再スタートを切る。「(1日は)朝5時から調教」と言い、園田競馬10R終了後にファン紹介式を実施。騎乗再開の14日まではPR隊として関西、関東のスポーツ新聞社を訪問する。

 最後に調教をつけた馬は笹田厩舎のオープン馬ワールドウインズ。調教後に笹田師からネーム入りのステッキをプレゼントされた小牧太は「桃も頂いた。今日の日当は桃!」とジョークで切り出す。「優しい言葉をかけられてウルウルしたので慌てたよ。小倉のセレモニーを我慢したのに、ここで泣けん、と思ってね」と太トーク。「JRAで21年目。後半は苦しかった」。その本音こそ“オレはまだやれる”と意地の再移籍。小牧太なら兵庫県競馬の集客力増加につながる影響力を発揮しそうだ。