際立つ米国の層の厚さ! 世界ランク8位なのに「パリ五輪」に出場できないのはだれ?【最新男子世界ランク】

AI要約

男子世界ランキングが更新され、トップはスコッティ・シェフラー。日本代表の松山英樹は12位に浮上し、他の日本勢も順位が変動している。

39歳のジョナサン・ベガスがツアー4勝目を挙げて順位を86位にジャンプアップ。シェフラーや松山ら11人が「パリ五輪」に出場する。

米国選手のランキングや五輪出場状況も紹介。米国男子ゴルフの層の厚さが際立っている。

際立つ米国の層の厚さ! 世界ランク8位なのに「パリ五輪」に出場できないのはだれ?【最新男子世界ランク】

 7月28日付の男子世界ランキングが更新された。ランキングトップはスコッティ・シェフラー(米)。2位にザンダー・シャウフェレ(米)、3位にロリー・マキロイ(北アイルランド)が続き、以降11位まで変動がなかった。

 8月1日に開幕する「パリ五輪」(ル・ゴルフ・ナショナル/フランス)ゴルフ日本代表の松山英樹は、前週に試合がなかったが15位から12位に浮上した。その他の日本勢は、五輪初出場の中島啓太が94位に2ランクダウン。98位に久常涼(3ランクダウン)、111位に星野陸也(4ランクダウン)、136位に金谷拓実(2ランクアップ)が続いている。

 米男子ツアー「3Mオープン」で7年ぶりツアー4勝目を飾った39歳のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)は、321位から86位にジャンプアップした。

 世界ランク20位までのうち「パリ五輪」に出場するのは1位のシェフラーや12位の松山ら11人。

 米国はシャウフェレ以下、ウインダム・クラークが5位、コリン・モリカワが6位と続いており、パトリック・カントレー(米)はランク8位、ブライソン・デシャンボーはランク9位にも関わらず五輪の切符を逃しており、米国の層の厚さが際立っている。

<最新男子世界ランキング>※数字は平均ポイント

★が「パリ五輪」に出場する選手

1位 ★スコッティ・シェフラー(米)17.7704

2位 ★ザンダー・シャウフェレ(米)11.0424

3位 ★ローリー・マキロイ(北アイルランド)8.9269

4位 ★ルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)6.0583

5位 ★ウインダム・クラーク(米)5.8869

6位 ★コリン・モリカワ(米)5.7454

7位 ★ビクトル・ホブラン(ノルウェー)5.1064

8位 パトリック・カントレー(米)5.0013

9位 ブライソン・デシャンボー(米)4.8354

10位 ★ジョン・ラーム(スペイン)4.5927

11位 サヒス・ティーガラ(米)4.0591

12位 ★松山英樹(日本)3.8600

13位 ラッセル・ヘンリー(米)3.8371

14位 ★トミー・フリートウッド(イングランド)3.8267

15位 ブライアン・ハーマン(米)3.8099

16位 ロバート・マッキンタイア(スコットランド)3.5480

17位 マックス・ホマ(米)3.5044

18位 トニー・フィナウ(米)3.4036

19位 イム・ソンジェ(韓国)3.3740

20位 ★トム・キム(韓国)3.3352