「チームに残したいが…」ダルビッシュ有の離脱で苦渋の決断! トレード期限最終日に緊急補強「対処する必要があった」

AI要約

ダルビッシュ有投手が急遽離脱し、パドレスが投手陣の補強を迫られた。

ペレスの獲得により、先発ローテーションのつなぎとして期待されている。

パドレスはダルビッシュの復帰を期待しつつも、チーム強化に向けて積極的に動いている。

「チームに残したいが…」ダルビッシュ有の離脱で苦渋の決断! トレード期限最終日に緊急補強「対処する必要があった」

 ダルビッシュ有投手が所属するサンディエゴ・パドレスが30日(日本時間31日)のトレード期限最終日に、ピッツバーグ・パイレーツからマーティン・ペレス投手を獲得した。パドレスはダルビッシュの離脱に対処する必要があったと、米メディア『フライアーズ・オン・ベース』が報じている。

 ダルビッシュは今季、56.1イニングで4勝3敗、防御率3.20、53奪三振、15与四球をマークしていたが、個人的な事情により制限リストに入った。それでもパドレスはダルビッシュの早期復帰に期待し、これまで大きな動きは見せず。しかし、まだ復帰の目処が立たないため、ついにパドレスが投手陣の強化に動いた。マイアミ・マーリンズからタナー・スコット投手とブライアン・ホーイング投手、パイレーツからペレスを獲得している。

 同メディアは「パドレスはダルビッシュをチームに残したいと思っているが、ダルビッシュは明らかに何か問題を抱えており、近いうちにマウンドに上がる気配はほとんどない。パドレスはダルビッシュを尊敬している。必要なスペースを与えているが、30日までにダルビッシュの離脱に対処する必要があった」と、パドレスが補強に動いた理由を分析している。

 ペレスを獲得したことについては「今のところ、ペレスは先発ローテーションのつなぎとして賭ける価値のある存在だ。ジョー・マスグローブが健康を取り戻し、(願わくば)ダルビッシュが復帰すれば、ペレスに先発を任せるだけで済むかもしれない。タイラー・アンダーソンのような選手の方が理想的だっただろうが、特に今年は価格が高騰したこともあり、双方の合意が得られないこともある」との見解を示した。